ラップタイマーあれこれ その4 スマホ単体タイプ

最近だとこれが最も手軽かも、ということでスマホ利用タイプについて説明します。私ももっぱら最近はこれ。

スマホ利用でもスマホ単体とスマホ+外部GPS連動とあるので、まずスマホ単体から。

最近のスマートフォンの高機能ぶりといったらもう今更言うまでもありませんが、ほんとにすごくて、そしてその上で動くアプリの高機能ぶりも目を見張るものがあります。スマホアプリが良いのは手軽に使えるし、多くのアプリがタダで一部の機能が使えるフリーミアム(一定額払えば使える機能が増える)だったり、広告が常に表示されてるけど全機能が使える広告タイプだったり、要するに安っすい投資で試せるということ。日本製から海外発までさまざまなアプリがありますが、いずれも下記のような機能を持っています

  • ラップ計測(これは当然)
  • セクター毎計測
  • ベストラップから○秒速い/遅い、直前の周回から○秒早い/遅い
  • GPSの軌跡表示+速度グラフ表示
  • (一部アプリ)動画撮影機能+速度やGPS軌跡を動画に重ね合わせ
  • (一部アプリ)ベストラップ共有機能
  • (一部アプリ)エンジン回転数、サスストローク、空燃比などの外部データ取り込み

などなど、もう挙げ始めたら切りが無いですが、もうこれはラップタイマーの域は軽く越えて、ライディングの向上だけでなく、マシンセットアップにも活用出来る存在となりつつあります。全く余計なお世話ですが、これでフリーミアムとか、広告モデルとか、ほんと元取れてるんだろうかと思うくらい便利☆

使ったことあるのはAndroidのGPS Lapsですが、RaceChronoや、iOSだとLapTrophyあたりが一通り機能そろってるかなと思います。

ただし、一点だけ大きな欠点が。それはスマホのGPSは更新頻度が1Hzとなっていて、サーキット走行では間隔が荒すぎて、取れるデータが「かくかくしてる」んです。例えばこんな感じ。アプリはGPSLapsです。スピードグラフもかくかく、GPSの軌跡もかくかくです。これはある意味当然で、1秒間に1回しかデータを拾ってくれないので、1秒間隔で「どこにいたか」というのをグラフ化してるのでこうなります。

ただ、これでも十分詳細なデータだし、なんとなくの精度で自分のラップタイムをつかむには十分すぎるんですが、さらにもう一歩踏み込んで把握したいという目的にはさすがに見合わず。そのためたいていの方が「外部GPS機器」を利用してスマホと連動させて、5Hzとか10Hzに更新頻度を上げて使っています。これについては次回書きたいと思います。ただ繰り返しますが、これでもラップタイマーとしては十分機能してて、かつスマホ1つだけで計測出来るので超便利です。

そして走行後、自分の走行している軌跡がスマホ上でこうやって視覚化されるって、もう感動ものですよ。スマホは何が便利かって、当たり前なんですが大きな画面が付いていること。操作も簡単だし、なんと言っても家でその日の走行を振り返れるってことです。

私が見るポイントとしては、ラップはもちろんなんですが、最高速、ボトム速度がどの程度かなということ。例えば筑波なら1ヘア2ヘアのボトム速度って何キロくらいとか、最高速が○キロまで届いているとかいうところでしょうか。あとは立ち上がるときのグラフ角度。しっかりアクセルを開けられているか。全開にしているつもりでもちょっと甘かったりする場合もあって、その振り返りをしたりします。

一方、GPS軌跡からラインを確認する機能、見た目におおおーー!と思う感動機能なんですが、これは一長一短あります。GPSって当たり前なんですが精度がゆるくて。数万キロ上空からの信号だけでここまで見極められるってのがそもそもすごいんですが、「あともう1本2本分内側のライン」とかいう精度までには達していなくて。例えば軌跡がレコードラインから大きくズレているときがあるんですが、それが自分がズレたのかGPS精度の関係でズレてるのかよく分からないんです。むしろ車載動画のほうが間違いないので、私はライン確認は動画で行っています。

あともう一つ、縦G横Gが表示出来る機能もたいていのアプリで付いてますが、これもなかなか見極めが難しい。どの程度の横Gが理想か、とかいうデータがそもそもないし、Gグラフも結構揺れるので(バイクが揺れてるので当然ですが)、どこまで参考に出来るかがなんとも言えないです。上のキャプチャでも所々大きく跳ねている値があって、このせいで他の値が小さくなって見づらいです。すごい機能なんですが、これを走りにフィードバックさせる方法があまり思いつかなくて。「こんな使い道あるよ~」とご存じの方いらっしゃったら教えて下さい。

なのでロガーをすべて信じ込まず(ある領域は参考程度として利用する)、まずはラップの確認、そして車載動画でラインの確認、YouTubeで速い人とライン比較、この繰り返しがいいのではと思います。

次回は、スマホ単体での最大の課題「更新頻度」を解決するための「外部GPS連動」について書きたいと思います。


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