ラップタイマーあれこれ その3 GPSタイプ専用機

ここ最近(といってももう5年以上前くらいから?)、GPSタイプのラップタイマーが便利になってきて、私の周りではほぼこのタイプを使ってる方がほとんど。磁気タイプだとどうしてもセンサー位置や配線取り回しが結構やっかいですが、GPSタイプならリアカウルとかにGPSセンサーを設置しておしまい。非常に楽です。

GPSタイプの最大のメリットは「走行ログが取れること」。どういうラインで走ったのか、加速開始やブレーキングのタイミング確認、最高速度やフルバンク中の最低速度も確認出来て、飛躍的に自分の走行の視覚化が可能となります。なのでラップタイマーと呼ばずにロガーと呼んでいる場合もあります。磁気センサーが埋め込んでないサーキットでももちろん計測可能です。

GPSタイプもさらに2つに分類できて、ラップタイマー専用機、そしてスマホを利用して計測するバージョンに分類出来ます。今回はまずラップタイマー専用機について。

専用機のはしりはデジスパイス。最初のリリース時期は把握していませんが,少なくとも2010年ごろからあります。私がLAPSHOTを使っている時期に知り合いでこれを付けている人がいて、その走行ラインやアクセル開けるタイミングなどを参考にさせていただきました。計測器+解析ソフトのセットとなっていて、走行中は計測器を付けて走り、走行後にPCと接続してデータを吸い上げ、PCで動作する解析ソフトで解析するというものです。なので正確にはラップタイマー(走行中にラップタイムを確認する)の機能はありません。

ただ、先ほど製品ページを確認したら、スマホと連動してラップタイムを表示出来ますと案内があったので、バージョンアップしたのかな(当時からあったけど私が知らなかっただけかも)。

計測器はとても小さくて、設置はとても簡単☆ 充電式で走行前に充電しておいて利用します。

私も以前これを借りて計測したことがあって、そのときの画像がこちら。単に1ラップを見返すだけじゃ無くて、ベストラップと2番目ラップを見比べるとか、速い人のデータを読み込んで比べるとかも出来るので、当時これを見比べてあーでもないこーでもないと考えていたものでした。

難点は、、、高い。もうこれだけ。40,000円以上します。高性能なんですけど、簡単に買えるって価格帯じゃないです。あと最初に出てきたときにほぼ完成形だったので必要ないといえばそうなんですが、最近アップデートがされているのかが不明。解析ソフトはWindowsのみなのでMacの人は使えません。スマホアプリでどこまで解析出来るのかは不明です。

もう一つ、別の専用機をご紹介。最近私の周りはこればっかですが、台湾のQSTARZが発売しているLT-6000Sというもの。ディスプレイ付きのGPS計測専用機です。デジスパイスは単体では計測するだけでしたが、QSTARZはディスプレイが付いているので、これだけ付ければ計測とラップ表示両方やってくれます。

見た目も結構衝撃に強そう。ま、転倒してぶっ壊れるときは壊れると思いますが、スマホのように「落とし所が悪いとディスプレイ割れる」というのもなかなか起こらなさそうです。

機能はひととおり揃っていて、解析ソフトも別途用意があります。液晶も十分大きくて視覚性はいいです(日差しが強いときは見えにくくなる場合もありますが、設置場所にもよるかなと)。

難点は、、、こちらも高い。アマゾン、楽天、ヤフーいろんなところで買えますが、だいたい50,000円前後します。高いんですよね、専用機って。

というわけで、私含め経済的にログ取りたい方向けに、次回はスマホ連動型を紹介します☆


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