MYLAPS – 公式リザルトをいつでも手元で確認できるサービス
先日RACE NOW!アプリについて書きましたが、あれはいわゆるポンダー利用の「大会の公式記録」を手元でも見られるようにするというアプローチのアプリになります。が、見られるサーキットがもてぎ/鈴鹿と限定されていることや、鈴鹿だとサーキットにいないとそもそも見られなかったりとかいろいろ制約があります。
で、そんな悩みを解決するのがコチラ。自前の「トランスポンダー」です。
レースに出たことある方ならご存じだと思いますが、筑波やもてぎのレースに出ると下記のような「赤いポンダー」をつけることで、公式記録を取っていってくれます。上の写真のポンダーはこれの新しいバージョンだそうで、これを持っていればいちいち「赤いポンダー」をつけなくても、その登録番号を伝えるだけで筑波やもてぎで公式記録を取ってくれます。
なので、レースによく出る方はこれを個人的に買ってずっとつけておいて、いちいちレースごとにポンダーを付けたり取ったりという作業から解放されます。
このポンダーは、いつもの「赤いポンダー」の進化版だけあって、販売元MYLAPSからiOS/Androidアプリがリリースされていて、それを利用することで手元でいつでも公式リザルトにアクセス可能となります。かつ普段の練習も公式記録と同様のログが残せるというわけです。なのでこれを自分のバイクにずっと付けっぱなしにしておけば、練習走行の記録、そして赤いポンダーを付けなくてもレース当日の公式記録にいつでもアクセス出来る環境が手に入ります。
いわゆるLAPSHOTのようなラップタイマーと異なるところは、MYLAPSはバイクに載せて走行中に確認するというものではなく、走行後に記録を振り返るという使い方になります。LAPSHOTだと自室で振り返るってことが出来ないですが、MYLAPSだと動画とタイム両方見ながら振り返るということが出来て便利☆
でもお高いんでしょう? ハイ、そこそこします(笑)
いま流行りのサブスクでの利用形態となっていて、本体+1年サブスクで15,000円くらい。2年だと20,000円、5年だと35,000円くらいとなって、サブスク契約期間が終了すると使えなくなってしまいます(充電式の本体の場合。給電式の場合はもちょっと高い)。
毎年7,000円(5年契約の場合)と考えるとそれほど高くないですね。でもこれ、いま走行中のタイムだけでもアプリで表示してくれたらラップタイマーから解放されるんだけどなあ。惜しい。
あとこのアプリ、昨今のSNSというテイストを取り入れていて、リザルトを公開するかどうかを選択することが出来ます。「公開する」とするとこのサイトにリザルトが掲載されます。チームメンバーに共有するのはありかもしれませんね。でも赤の他人に「こいつ、遅っ」とか思われるかもしれなくてw 自分としてはやっぱ非公開にするだろうな。
(リザルトのタイトルはぼかしてます)
毎年7,000円と考えるとまあ出せなくもない価格帯。ラップタイマー機能もあれば即買いなんだけど、迷うところですねぇ。
ちなみにMYLAPSはバイク以外にも、車、カート、ラジコンなどなど幅広く活用されているそうで、そのへんの記録もアクセスできます。あともっと小型のポンダーになりますが、体のどこかに取り付けてマラソンとかスキーとかにも対応しているとのこと。
あと日本だけでなく世界中のリザルトにアクセス出来ます。まあ見ても誰だか全然分かりませんが(笑)