自転車乗るときにもプロテクターするのか?

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同じバイクでもこちらは自転車の話。

バイクに乗る=サーキット走行がメインという方だと、サーキット走行でないとき(ツーリングとか)でもチェストプロテクターや肘・膝プロテクターがないとスカスカしてる気がしませんか? 私はすっかり胸・背中・肘・膝くらいはないと落ち着かない感じになってしまいました。ほんとに近場だったらプロテクター無しで乗るけど。でもおっかないなあという気分になってしまいます。

昔はそれでどこでも行ってましたけどね。今振り返ると無防備だったな~と思いますが、それが時代のせいなのか、若さのせいなのか、それとも両方?

さて、同じような流れで、自転車に乗るときもなんだかプロテクター無しだと落ち着かないなぁと思うことがあって。ママチャリで買い物の時はさすがにそうは思わないですが、私は入門用のロードバイクを持ってて年に何回乗るか分からない程度のレベルですが、そんな私でもちょっと漕げば40km/hくらい出るんです。細いタイヤでバイク(オートバイ)より遙かに軽いからちょっとギャップに乗ると簡単に振られます。ロードバイクに乗るときってたいてい薄着が多いので、そんな中で転倒なんてしちゃったら、皮膚はべろべろ、膝・肘も強打、胸も簡単に打ち付けちゃうので、ロードバイク乗っても結局30キロ未満でちんたら走ることがほとんど。それでも自転車自体が軽いしロードバイクというだけあって、距離乗ってもそれほど疲れません(おしりは痛いけど)。

でもその特性上、長い下りではどんどんスピードが乗ってきて、40km/hくらい簡単にいってしまいます。「こんな状態でコケたくないなあ」と思ってブレーキかけることが多いですね。

かといってロードバイクに乗るのにごてごてしたプロテクターをつけるのもなあと思ったりしますが(ヘルメットは最低限かぶるとして)、自転車事故(特にロードバイク)って結構強烈ですよね。

2016年に自民党前幹事長の谷垣さんも転倒して頸髄損傷で今でも車椅子ですし、ニッキーヘイデンもロードバイクでトレーニング中に交通事故に遭って亡くなってますし、つい先日はF1レーサーのフェルナンド・アロンソも自転車走行中に事故に巻き込まれました。2020年にはツール・ド・ポローニュで自転車同士の接触があって、うち1名が重傷となっています。こういう選手だと70km/hくらい出るんですかね? 筑波で言えばヘアピンでコケるより速いスピードで転倒して、それをほぼ生身の体で受けるんですから、相当なダメージになります。

子供には「自転車乗るときには必ずヘルメットして」と言ってますが、自分が子供のころはヘルメットなんてかぶらなかったし、当時、転倒も何度もしていろいろ擦り傷やってきました。子供って何でも興味あるから「この階段を自転車で降りたらどうなるかな」くらいの軽い気持ちでいろいろ果敢にチャレンジしちゃったりすると思いますが、今思い返すとよくやったよなあ(笑)

自転車が加害者になったときの裁判ももはや当たり前になってきたし、東京でも2020年4月から自転車保険の加入が義務化となりましたし、自転車をとりまく状況も昔とはだいぶ変わりました。周囲の目も昔とはだいぶ異なるので(昔が特殊だっただけなのかな?)、自転車にしてもオートバイにしても、自身の怪我の無いよう、そして周囲への気配りも忘れずに楽しみたいですね。

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