エアバッグ装着率

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私がエアバッグを装着し始めたのは2010年。MCコーナー立ち上がりでコケて幸い怪我は打ち身程度だったのですが、それがサーキット走行で初転倒。まあいろいろ考えましたね。そこで少しでも身を守れればと思ってエアバッグを購入しました。

 

2016年に2ヘア立ち上がりでハイサイド転倒して、そのときはエアバッグが開いてくれました。ぶっちゃけてどの程度軽減したかはなんとも言えないのですが、ハイサイドで飛んだ割には上半身は打ち身も傷もなかったので、吸収してくれたんだと思うし、再現テストをするわけにも行かず(笑) ちなみに下半身は、大腿骨から足にかけて打ち身して、骨折までは至らなかったですがしばらく痛みました。

 

なのでやっぱサーキット走行にはエアバッグを装着してたほうが安心だと思います。(サーキット走行に限らず、バイクに乗るときはいつでも、ですかね)

 

一方、スポーツ走行でエアバッグをしている人は、テリーが装着しはじめた2010年のころと比べると少しは増えたと思いますが、それでも現在でも1枠30台いるとして、装着しているのは3〜4台前後ということが多いかなあと。つまりあんまり増えないですね。

 

特にレースでの装着率が低いです。中でも選手権レベル。まだTTのほうが多いような(具体的に調査していないので、あくまで所感ですが)。確かにエアバッグはツナギの上にさらに装着するし、紐で繋がないといけないので、まあ動きの自由度は少し減るのは確か。あと空気抵抗的にもよろしくないんでしょうね。

 

で、ちょっと機会があったので、全日本にも出ているベテランライダーさん(エアバッグ非装着)に無邪気に聞いてみました。

 

「エアバッグ装着しないんですかね?」

 

「そうですね、僕たちこそしろってことだと思うんですけど、開くとぼわぼわして鬱陶しいし、いちいちピット戻るのが手間だし・・・」

 

「え? 転倒前提ですか??」

 

そう、転倒前提なんですよね、このへんのライダーさんは。もちろん転倒はしたくないんでしょうが、ある意味「転倒はつきもの」という前提ですね。うーんやっぱ根本的なマインドが違うなー

 

で、そのライダーさんは、一部ツナギで利用可能な「ツナギ内蔵型エアバッグ」は検討していると言っていました。確かにあれだと動きの自由度を保ちながら安全性も保たれますね。問題は作動した後どうやって閉じるか?もう一度セットし直すかという問題はありますね。 HitAirだと自分でも直せる方法はありますが、ツナギだといちいちツナギメーカーに送っていたらきりがないし、この辺は次の課題ですね。

 

さて自分のエアバッグももう購入してから7年経つし、一度作動しているし、サーキット走行向けのものでなく一般道向けのものなので、そろそろ買い替え時かな。

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