Let’s レン耐がいつの間にかすごい

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先日知り合いと話をしてレン耐の話になりました。

 

Let's レン耐」というのを聞いたことがある方も結構いらっしゃるのではと思います。青木三兄弟の青木拓磨さんプロデュースのミニバイクの耐久レースで、その名の通り「レンタルバイク」で耐久レースをやっちゃおうというもの。どんなレースでも通常は自分のバイク、もしくはチームのバイクでエントリーすると思いますが、レン耐はツナギやヘルメットなどの装備品があればレースできちゃうというものです。

 

レースに興味はあるんだけど、いきなり自分のマシンでレースって抵抗あるよなーとか、まだコケたこともないピカピカのマシンでレース???という方にぴったりのレースです。

 

詳細は公式サイトを見ていただくとして、簡単に紹介すると、レンタル車両はドノーマルのエイプ。タイヤすら標準のブロックぽいやつという、ほんとにドノーマルのイコールコンディション。レンタル車両なのでコケたら5,000円を主催者に支払います。またライダー交代のときにちょっとした「お題」がでて、それをクリアするとライダー交代できるとか、なんだか普通のレースに比べものにならないほど、良い意味で「ゆるい」レースとなっています。

 

公式サイトによると、もうかれこれ13年ほどやっているとのこと。テリーが初めて知ったのは確か2009年頃だったと思います。まだ自分自身レースをやったこともなく、筑波サーキットライセンスすら持っていなかったときにこの存在を知り、またちょっと前まで自分でもエイプを乗っていたんですね。で、「これなら自分でも気軽に出られるかも」と思ってましたが、結局エントリーせずじまいでした。

 

で、確か当時はまだ年間15レースくらいだったと記憶していますが、それが今は年間なんと31レース! 1〜2週ごとに1レースあるという超過酷なスケジュール。MotoGPですら18戦なので、それを上回るハイペース! かつ北は北海道から、南は九州まで、全国津々浦々のラウンドを駆け巡るというおばけレースなっているようです。

 

青木さんの人望もあるのか、有名どころスポンサーも名を連ね、毎年クリスマス近くに行われるレン耐は超豪華景品ばかりだとか。これぞ和気藹々とレースを楽しむにぴったりですね。

 

レースの敷居を下げようという試みはいろんなところでされていると思っていて、DE耐もその一つだと思います。しかしDE耐も傾向として「お金をかけた方が上位に行きやすい」というものがあり(特にちょっとDE耐)、すでに敷居が上がってしまったところがあると思います。

 

レン耐は東京近郊だと、筑波1000、袖ケ浦、桶川、ハルナ、秋ヶ瀬などなど、様々なサーキットで開催されています。1秒を削るレース走行もいいけど、こういうのもいいね!

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