Synology NASの容量を6TB→12TBへアップ
あけましておめでとうございます。あっという間の年末年始でしたね~ 今年は最低2ヶ月に1回のサーキット走行、そして念願(?)のフェリー旅に出たいと思います!
さて新年一発目は運用9年目に入ろうとしているSynology 716+IIのディスク容量アップと、DSM7へのバージョンアップから。
2016年に購入したこのNAS、最初は4TBから始まり、2020年に6TBへ、そして今回2025年は一気に倍増の12TBにします。
買ってきたのはこちらのHDD、東芝 NAS N300というもの。NAS向け、3年保証があるそうです。ぶっちゃけどんなのでもいいかなーとは思ったのですが(現に以前使っていたSeagate BarraCuda ST6000DM003を5年近く使ったが何のトラブルもなし)、最近はめっきり安くなったのでこちらを選択。ST6000DM003はSMRの5,400回転、対するN300はCMRの7,200回転、これがなにか決定的な差となるんでしょうか?!
で、手順は以前こちらに書いたようにほんとにシンプル。
- 1本抜いて
- 新しいディスクをマウントして差し込む
- 半日ほど待つと修復完了
- もう1本を抜いて
- 新しいディスクをマウントして差し込む
- また半日ほど待って、作業完了☆
ということで早速一本抜きます。
で、新しいHDDを差し込んで修復中。約半日放置。
次、2本目抜いて
で、新しいHDDを入れて半日放置し、完成☆ 追加操作なく12TB(正確には10.91TB)認識しました。
その後、一通りの動作を確認して、特にへんな動きもなく、容量アップだけならこれで作業すべて終了です。
今回はDSM6から7へのアップもやりたかったので、続いてこちらを。
DSM7の新機能をどーしても使いたいというものではなくて、DSM6.xのサポートが完全に切れてしまう前に7.xに上げておこうというもの。
私の環境の場合では、まず7.1.xまではDSM6.xの画面から「アップグレード」を選択し、あとはマウスぽちぽちで完了しました☆
これもほんとにシンプル。大きなトラブルもなし。
WordPressを動かしている関係で、MariaDBとかWordPressは下記のように「修復が必要です」というモードになります。この状態でWordPressに接続してもエラーで出来ず。
でもこの画面から「修復」ボタンをクリックしてしばらく待つだけで、無事7.1.xまでアップデートが完了。ここが一番怖かったところだったんですが、あっけなく終了☆ ターミナルでなにかごちゃごちゃ設定変更しないと行けないとか、WordPressの設定変えないと行けないとか一切なし。一番重そうなところをあっけなく乗り切れました
あと7.2系はなぜか画面だけだと行えず、手動アップデートを行う必要がありました。手動といってもなにか大事になるわけではなく、対象のアップデートファイルを指示されるままSynologyのサイトからダウンロードし、それを適用するだけ。
こちらからアップロードします。
そしてこれもあっけなく完了☆ 再びMariaDBとかWordPressの修復が必要というのは発生しましたが、これも画面からぽちぽちするだけで完了。
いやーおそるおそる挑んだDSM7.2化でしたが、結果何事も起こらず作業完了です。
さて、次の容量アップはいつ頃になるんだろう。いまの調子でいけば、2020-2025の5年間で2TB消費したので、今回増やした4TBを消費するのは10年後?? 還暦越えだなあ。無事生きてられるのか??ってくらい先の話ですね。
その前に転送速度を上げたいなーと思っていまして。716+IIは1Gbpsのインタフェースとなっていて、要するにこれ以上上がらないわけです。最近は2.5Gbとか普通に利用可能なマザーボードやスイッチが多くて、NASの出口がボトルネックになることが目立ってきました。特にマルチカムでの収録で、NASがボトルネックでプレビューがかくかくになってしまうというもの。
そんな事情をSynologyも理解はしてくれて、1Gb越えに対応するオプションもあります。が、最新の723+というのを買って、その上で、10GbEという追加インタフェースを買う必要があって。両方買うと10万円越えるんですよ。10GbEにするのに10万円かあ。普通のNASとしてはいまのままでなんも問題なしなんだけど。うーん、萎える。
非公認で2.5GbE化する方法もあるようなのですが、やっぱ公認の方法で対応したい。でも高すぎる。。。
まあ、バイクタイヤに7万円も使ってて、かつレースごとに新品買うとか言ってるやつが、1回10万円の出費で向こう5~10年くらい使えることを思うと、我ながら金銭感覚が狂ってるとしか思わないですが、んもうバイク乗りってほんと感覚おかしいよなあ。と我ながら思う2025年年始めでした。
今年もよろしくお願いします!