EVのメリット = 臭くない?
先日、子供と話していたときのこと。
「パパ、電気自動車って知ってる?」
「知ってるよ。ガソリンとエンジンで走るんじゃ無くて、ラジコンのように充電してモーターで走るんだよ。」
「それはいいねー! ガソリンの臭いがしないのはいいなあ。あれが苦手なんだよなあ」
他にも「静か」「充電が必要」「すぐバッテリー切れる」などなどキーワードは出ましたが、スマホをはじめとする電子デバイスがごろごろしてる子供にとっては、こまめに充電するのはそれほどデメリットでない模様。
それよりも「ガソリン臭」が無くなるのがかなりのメリットのようで、「次車買うなら電気自動車にしようよ!」と意気込み。うちの子供は車酔いしやすいんですが、この「ガソリン臭」もその理由の一つだそうで。
私が子供のころは(今もそうかもですが)、ガソリン臭って決して臭いわけではなくて、むしろ良い臭い?とまで言うと言い過ぎかもだけど、悪い気はしないかなと。極端に言うと、自分の寝具がガソリン臭だらけだとさすがにイヤになるでしょうが、ガソリンやオイルのにおいを嗅ぐと、なんか「メカメカしいところに来たな~」という気分にしてくれます。
電気自動車になっても回転・稼働部はそれなりに残るので、完全にオイル臭が無くなるわけではないですが、中でも揮発性の高いガソリンが無くなるのはかなり臭いに影響するんでしょうね。
子供たちの世代の「車離れ」は激しいですが、中でも「匂いのきつい車離れ」は特に激しくなるのかも。レンタカーでは「禁煙車」がほとんどですし、たばこを吸わない私としても禁煙車じゃないときつい。近い将来レンタカーでも「電動車」ラインナップが出てくるでしょうが、若者は率先して匂いの少ない「電動車」に流れるのかもですね。
電動車のメリットは様々なところで語られてますが(デメリットも語られてますが)、あんまり「臭い」が議論されてるところ見たことないので、書いてみました。
スケールは違いすぎるけど、電動ラジコンは確かにそんな臭くないです。