茶耐2021サポート行ってきました
筑波での耐久レース「耐久茶屋」、通称「茶耐」のサポートに行ってきました。数年前にCBR250Rで参加したことがあったんですが、ここ数年はもっぱらサポート。後でも書きますが、CBR250Rだと結構つらいんですよね~
茶耐は古くはAPE100等のミニバイククラスと、CBR250Rのような250ccクラスがあったんですが、数年前にミニバイククラスは終了となり、今は250ccオンリーのレースとなってます。
そのなかで、初参加の人でもなるべく敷居低く参加出来るという目的だと思うんですが(私の推測です)、2クラスに分けられています。「分けられています」というのは正しい言い方ではなくて、「予選タイムによって分けられます」というのが正しいです。予選トップから40位までをForce1、41位以降をForce2と呼んでいて、
- Force1:40台、本気チームがほとんど、2時間30分
- Force2:Force1からあふれた台数(例年10台前後)、まったり、1時間30分
という違い。私だったらまったりのForce2でのんびり楽しむのがいいなーなんてつい思っちゃうんですが、今回サポートする2台はもちろんForce1狙い。かつ表彰台を狙っている本気チーム☆
250ccクラスはどのレースもCBR250RRが上位を占めてますが、今年の茶耐ももちろん同じ。今年のトップタイムはなんと1分4秒台!! 4秒ですよ、4秒。市販の250ccが。私なんて675ccでも4秒なんて入ったことナシ。すごい時代になったものです。
Force2の場合は1分11秒(CBR250R)とだいぶ現実的なタイムですが、これでも十分速い!! Force2は1時間半というのもあって、CBR250Rなら無給油で行ける範囲。ある意味筑波のコース2000を10台程度で1時間半貸し切ってレースを楽しめるという、なんと贅沢なクラスなんだ!?ともいえます。そして当然ですが表彰もちゃんと行われ、1~3位のチームは表彰台にのってシャンパンファイトも出来るという、もうこっちでイイじゃん!とつい思ってしまいます。
↓こちらの写真はForce2のスタートの様子。今年は9台での決勝。良い意味でこぢんまりとした展開です。
ただし、エントリー時にどちらかを選ぶということは出来なくて予選タイムで振り分けるという方式のため、Force1狙いの本気チームも入ってくる場合もあります。不本意ではありますが、端からForce2を狙いたい方は「予選を本気で走らない」ということになるので、このへんはうーん、迷うというか微妙というか。
ちなみに以前私がCBR250Rで出たときは、「Force1にギリギリ残れるかどうか」というタイムで、確か全40台中39位くらいだったんです。ギリギリ通った~みたいな感じだったんですが、決勝は予想通り「抜かれまくるのをひたすら耐える」という、わざわざ金と時間費やして耐え忍ぶMまっしぐらな思い出しか残らず、だったらForce2のほうが楽しめたなーと。
端からForce2狙いだと、マシンもほんと最低限のカスタムで済みます。灯火類取ってレース用カウルにして、マフラー替えて、くらいでなんとかなります。あと余裕あればサス替えて、というくらいですかね。
レースってなんだかんだお金かかるし、チューニングして出力高めたらそれに見合うメンテナンスもまめに行わないといけないし、一度ハマると抜けられない「沼」にどんどんはまっていきます(笑) 予算決めてほどほどの範囲で楽しむというのもいいんじゃないかなと。
あと予選が「速い」「遅い」でクラス分けできるといいんですけどね。4秒で走るバイクと14秒で走るバイクが同じ予選ヒートになるのでぶっちゃけ危ない。なかなか難しいところだとは思いますが(予選のタイム出しやすさ、出しにくさに関係してしまいそうで)、でもなにか安全面での工夫があると、より参加敷居が下がるかなとも思いました。なにせトップタイムがどんどん上がっていくので。2021年が4秒で、2020年は5秒、2019年はウェット、2018年は6秒、2017年は7秒と、年々上が上がって行っています。この調子だと来年は3秒になっちゃうの?? さすがにそれはないか。J-GPレベルになっちゃいますね。