ラップタイマーあれこれ その2 磁気センサータイプ
最初のラップタイマーはこれ。LAP-SHOTⅢ。この写真は初めて10秒台に入ったときのものです。もう10年前?
最近では少なくなってきましたが、私が最初に購入した2010年ころはまだまだこのタイプを付けている方が大勢いました。他にP-LAPも有名で、あとZiixなどなど。これは磁気センサーによる計測で、路面に埋め込まれた磁気部を通過することで計測するというもの。たいていのサーキットには磁気センサーが埋め込まれています。例えば筑波サーキットならここ。
(ついでですが、その1で紹介したポンダー、これの計測ラインは磁気センサーのラインとはちょっと異なってて、こちらになります。なのでポンダーとLAP-SHOTを併用しても、記録は変わってきます)。
さて、これを動作させるためにはバイク下部に磁気を検出するためのセンサーを取り付ける必要があって、これがなかなか場所が決まらなくて難しいんです。
基本は出来るだけ下に付けた方がいいんですが、あまり下に付けすぎるとバンクしたりボトムしたりするタイミングで路面に擦れて削れてしまったり、しっかりマウントしないと外れてぶらぶらしたり。ドカに付けてた時には振動の多さからか、マウント用の金具が破断したりしてましたが、場所さえ決まれば安定して動いてくれます。
電源も、車から取ったり、9V電池から取れたりするので、電源取り回しは楽でした。
難点は、家に帰ってラップを振り返るということが出来ないこと。いちおパソコンへデータを吸い上げる部品があるんですが、オプションだし、高いし、手間だし、結局やらないです。なのでほんとに「ラップ計りたい!」という方向け。
そしてなかなか良い値段します。3万円くらい。ラップ計るだけで3万円ってやっぱ高い!なので最近はスマホや専用ハードのGPSタイプのラップタイマーに押され気味。私もセンサー部が調子悪くて拾うときと拾わないときが出てきてしまったのでなんとか新しいタイマーを探していたのですが、GPSタイプにしました。今からこの磁気センサータイプを買うことはないですね。
というわけで次回はGPSタイプのご紹介。