MotoGP Virtual Race II Result

最終更新日

先日行われたMotoGP Virtual Race 2戦目、今回は一部メンバーも入れ替わり、日本人には親しみのある中上や王者ロッシが参加して、なかなか見応えのある内容でした。バーチャルだとイマイチ盛り上がりに欠けるかなーとか正直思っていたところはありますが、中上がなかなか奮闘したり、第1戦に引き続きエントリーのビニャーレスが本番さながらのドッグファイトがあったりとか、なかなかでした。フルメンバーはこちら。

  • マルケス兄(前戦5着)
  • マルケス弟(前戦1着)
  • バニャイア
  • ペトルッチ(前戦2着)
  • ピロ
  • ラバト
  • 中上
  • クワタラロ(前戦4着)
  • ビミャーレス(前戦3着)
  • ロッシ

どうやら第1戦の上位5着が残りで、新しく5人が入ったという流れだそうです。

で、今回初登場のペトルッチ、中上、ピロは、例によって「やったことないよ」「初めてのレース」「昨日プレステ届いた」とかいうレベル(笑) ほんとにこのバーチャルイベントのためにわざわざ買いました感が出てて面白い。

ロッシはコメンテーターから「最年長だけどどう?」という質問を受け「ゲームの中では早くは無いけど、幼少のころからプレステやってたからね。楽しもうぜ~」という受け答え。

TAKAは「ヨーロッパ外からの唯一の参加者だけど、どう?」と聞かれ「他の人と同じだけど、昨日プレステ買ったばっかで練習出来てないけど、でもがんばるよ!」と意気込み十分!

第1戦ムジェロ決勝の1コーナーでいきなりこけて、かつ他数台なぎ倒しながら巻き添えにしたクワタラロ、今回のRed Bull Ringも1コーナーが相当タイトなのもあり「今回は転倒しないように気をつける!」とのコメント。

なぜか今回は全員キャップを装着して挑んでいました。さて5分間の予選、そして10周のレースの行方は。

詳細はMotoGP.comのページからご覧下さい!

と言いたいところなのですが、いかんせん全部英語なのでちょっと分かりづらいので、もし結果だけ知りたいという方のために少し日本語補足(要するにネタバレ)をつけたいと思います。

ロッシの横にはガールフレンドが座って応援?してる状況。こんな普段の感じを見られるのもeSportsならでは。

予選5分間なのでおよそ3周程度。これでも「ほとんどやったことないよ」と言ってる選手も、最初は確かに曲がりきれずグリーン外のコースにはみ出て戻ってきたりするのですが、なんだかんだでそこそこのタイム(私に言われたくないだろうけどw)で走りきるんですよね。私はこのゲームやったことないですが、ゲームの特性なのか、現役GPレーサーだからなのか分かりませんが。

最終的にはコンマ4秒に5台並ぶという、実車さながらの結果。予選トップは前戦2着のバニャイア、そして前戦3着ビニャーレス、前戦1着マルケス弟、マルケス兄。この4台はコンマ2秒にひしめき合って、その後コンマ2秒遅れてファビオ。中上は8位、そしてなんとなんとロッシが最後尾からのスタートです。

さて決勝はどういう結果だったでしょうか。第1戦で1コーナー転倒&他を巻き添えにしたクワタラロは5番グリッド。予選を終わった後のコメンテーターとビニャーレスとのやりとりでも「残念なのは、後ろにクワタラロがいることだよね~(前回のように巻き添え食らうかもね~という意味)」と言われていましたが、さて決勝の行方は?

決勝がスタートし、タイトな1コーナーをどうやり過ごすのかと思いきや、

このあと

やっぱりこうなりました。誰がきっかけだったか分かりませんが、ほとんどのバイクがコースアウト&複数台の転倒ww

そこからうまく抜け出せたTAKAがオープニングラップをひっぱります!TAKA、バニャイア、ビニャーレスの3台で進んでいきますが、その後ほどよくしてマルケス兄がどんどん上がってきて、TAKAをパスしますが、TAKAのガッツで食らいついていきます。そしてTAKAがコーナー進入で止まりきれず前を走るマルケス兄のリアタイヤに接触し、マルケスが転倒~ TAKA苦笑いでマルケスから「JAPANESE KAMIKAZE」とツッコまれながらもレースは継続します。

3周目、マルケス弟も上がってきてTAKAの前に躍り出ますが、さてここで再びTAKAが止まりきれず、今度は弟を巻き込んで自身も転倒~ コメンテーターも「Nakagami Again!!」と思わず叫ぶ始末w

その後マルケス兄弟に挟まれながらTAKAも周回を重ねます。(挟まれながらというか、ブロックされながら??)

トップ集団はほぼ1周目からバニャイアとビニャーレス。この2台は前戦でも2着3着だったので、ガチガチの結果なのかもですねー。でもそのぶんいろいろ見せてくれます。が、7周目にビニャーレスが痛恨の転倒! ここでバニャイアがトップで抜け出します。

ビニャーレスも必死に食いついてそして最終ラップ、ついにバニャイアを抜いてトップに躍り出ますが、その後すかさずバニャイアが抜き返して、そしてそのまま逃げ切り~ この2人のeSportsは安定していて、見ているほうも思わず力が入ってしまいます。

ロッシも最終周に見せ場を作ってくれて、進入でペトルッチの前に出ますが、その後ペトルッチからつっつかれて転倒~ 最終周の最終コーナーで転倒というリザルトになってしまいました。


ということでリザルトのおさらいですが、1着バニャイア、2着ビニャーレス、3着マルケス弟という、第1戦とほぼ変わらない顔ぶれ。4着にマルケス兄、5着にクワタラロというのも実は第1戦と同じ顔ぶれで順序が微妙に異なるだけ。6着以降はまた入れ替えかもしれませんね。となるとロッシや中上はこれで退場なのかなあ。

トップ5が第1戦から、そして残り5人が挑戦者です”とあります。

レース後、コメンテーターから振り返りが。「あの、1周目1コーナーは誰が最初だったの??」という質問にも、TAKAは「僕じゃない(無転倒で抜け出したし)」、マルケス兄「誰かが僕のバイクを押して、そして僕は他のバイク数台を押したんだ」とかいうやりとりが。結局誰が最初か分かりませんが、これは総合順位にそんなに影響していたのではないですし、見てる方は楽しかった(笑)

最終周の最終コーナーでのペトルッチとロッシのやりとりも振り返りがあって、「ペトルッチは近くにいたのでパスしようとしたけど、ペトルッチのゴースト(?うまく聞き取れなかったです)のせいで転倒してしまった!」とかいう言い訳ギャグをしてました。しかし見てる方は楽しかった(笑)

KAMIKAZE追突でマルケス兄を転倒させてしまった中上は、マルケス兄から「これからチームミーティングを開かなきゃね」というコメント。

というわけで、早くも二戦目で上位陣はガチガチになりつつありますが、3戦目はまだ未定だそうで、新しいバージョンのソフト(MotoGP ’20)のリリース後にMoto GP ’20を使って出来るだろうというお話でした。

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