MotoGP.comでフリービデオ三昧
ついに緊急事態宣言がされました。そしてこれから最初の週末を迎えます。ほんとは13日に行われる鈴鹿Mini-Moto合同走行会でも行ってみようかなーと思っていて、せっかくなら早く出てその途中にあるスパ西浦モーターパークでも走行してみようかなーと思っていたのですが、もてぎ&鈴鹿サーキット、そして筑波サーキットも緊急事態宣言の期間に合わせて営業休止となりました。
MotoGPをはじめ、様々なレース、オンオフ問わず軒並み中止や延期となっていて、プロライダーやチームはどう過ごしていくべきか悩ましいところだと思いますが、さすがはプロなのでレースを楽しみにしている一般の方向けに賑やかしをいろいろ提供してくれています。自分自身の練習も自由に出来ず、レースも延期延期でご自身も落ち着かない中、こうやって賑やかしをしてくれるのはプロの精神だなー(まあほんとは気が乗らないのかもしれませんが)。
MotoGP.comはこれまでのいろんなアーカイブ、インタビュー等を有料で配信していますが、いくつか限定にはなりますが、過去のレースを無料で見られるサービスを提供中!下記10レースがフルで見られます。
Greatest Grand Prix battles: 10 of the best now FREE
年 | 開催地 | 優勝ライダー |
2019 | #6 イタリア | Danilo Petrucci |
#11 オーストリア | Andrea Dovizioso | |
2018 | #8 アッセン | Marc Márquez |
#15 タイ | Marc Márquez | |
2017 | #6 イタリア | Andrea Dovizioso |
2015 | #14 アラゴン | Jorge Lorenzo |
2013 | #7 アッセン | Valentino Rossi |
#12 イギリス | Jorge Lorenzo | |
2012 | #6 イギリス | Jorge Lorenzo |
2006 | #16 ポルトガル | Toni Elías |
これ、全部確認したわけでは無いんですが、プレーヤーの高機能さがすごいんです。さすがはモータースポーツ全盛なヨーロッパならではと思いますが、まず絵がきれいなんですよ。2018年とか2019年だといわゆる「ぬるぬる」な動きをしてて、50fpsで再生出来てるんだと思います。テレビ地上波で見るよりよっぽどきれい。
さらにプレーヤーそのものも高機能で、スローモーションやリピートのタイミングが分かるようにタイムラインにマーカーが付いています。
さらに視点を選ぶことが出来て、通常映像(COMMENTARY)、通常映像のアナウンス無し(AMBIENT)、ヘリ(HELI)、オンボードが4台分!(OB1 – OB4)が選べます。オンボードにすればずーっとオンボード、アナウンス無しはずーっと環境音のみ(これ個人的に好きなやつ、箱根駅伝とかもこれ欲しい)で、最後まで楽しめます。さすがに2006年のには無かったですが、2013イギリス以降はカメラ選択出来るようです。すごいですね、これ。視点を切り替えるには見たい□をドラッグ&ドロップで画面中央に持ってきます。
このほか、これも時代と言えばそうですが、本レースがキャンセルになってしまったので仕方なくというところもあるんでしょうが、MotoGPライダーによるeSportsの模様の動画もアップされていて、こちらもフリー。最初これをニュースで読んだとき、企画としてうまく成り立つんかいな?と余計な心配をしてましたが、動画を見ると結構いい勝負で、しかもゲームだからみんなガシガシぶつかりに行きますね。これは本レースでは見られない模様。
あと個人的には、みんな仲良しそうだなーというのが伝わってきて、なんだかうれしかったですね。昔(1970とか80年代?)のレーサーってバイク降りても結構バチバチやってたとかいうのを耳にすることもあって(まあそれがそもそもほんとかどうかというのもあるんですが)、今の現役レーサーってどうなんだろう?と、これも余計な心配してましたが、ツナギでは無く私服でレースをやっている(ゲームをやっている)姿が見られるのも新しい発見ですね。
みんな「全然練習してないよー」とか言いながらそこそこなタイムで走ってまして、それも驚き(唯一、Fabioだけ普段からゲームをするようで、コントローラーがフォートナイト仕様になってましたw)。もちろん英語オンリーですが、雰囲気は十分分かると思いますよ☆
Stay At Home GP: watch the first ever MotoGP™ Virtual Race
コロナな感じはもうしばらく続くんでしょうね。ちなみに次のVirtual Raceは4月12日(日)だそうです。もうしばらくオンラインで楽しみながら #StayAtHomeGP でしょうか。AMBIENTをぼーっとかけながらお酒飲むのもいいかも。