手っ取り早いバイクの軽量化

これ、自分自身にも言い聞かせていることです。しばらく乗っているとタイムがなかなか上がらず、なにか「お金で解決する」方向に向かいがちなのですが(笑)、ちょっとまって、と。もっとほかにやるべきことがあるのではと思います(もしくは、と自分に言い聞かせています)。

こないだ「チェーンの520ダウンコンバート」っていうのを書きながらこう書くのもなんですが、軽量化ってなかなか効果が出にくいカスタムだと思います。バイクが軽くなれば理屈上確実に早くなります。加速よし、よく曲がる(遠心力が少なくなるので)、停止しやすいというわけ。

ただしもともとがガソリン・装備込みで200kgくらいあるバイクのうち、2kgくらい減っても1%にしかならないので(部位にもよりますが)、なかなか感じ取りにくいと思います。例えばリチウムイオンバッテリーも確かに軽いのですが、鉛のが3kgぐらいに対しリチウムイオンが1kgぐらいだから、せいぜい2kg前後減るだけ。

その前にもっとやるべきことがあるんじゃないかと思って最近心がけているのが、ガソリンを満タン入れずに、1枠分だけ入れるということです。車種にもよりますが、ビックバイクだとガソリンタンクってだいたい10リットル以上入ると思いますが、それに満タン入れているのと、30%程度入れているのだけで全然違います。たぶん7〜8kg、走行枠の終了間際だと10kgくらい違うかもしれません。しかもタンクって大抵バイクの高い位置にありますから、この位置の10kg違うと相当違うはず。

ガソリン携行缶がないとちょっと運用難しいですが、1枠走るだけのガソリンを入れて走るのが手軽で効果の大きい軽量化だと思います。で、もしこの運用で差がほとんど出なかったら(ほとんど感じられなかったら)、、、他のパーツの軽量化というのはもうちょっと後でもいいのかなと思います。私自身、さすがに満タンと空っぽ近くのときは区別つきますが、数リットル減ったくらいだとなんとなく軽くなってるかもなー程度にしか分からず、難しいですね、バイクの挙動を把握するのって。

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