ブリヂストン R11 レビュー

8月のMAX 7から利用しているR11のレビューをアップしたいと思います。

最初におことわりですが、私が分かる範囲でのレビューになりますので、もしかしたらとんちんかんなことを言っているかもしれませんので、あらかじめご了承ください。

さて、BSを履いたのは数年前S20 EVOというスポーツツーリングタイヤ以来です。以前も書きましたが、R11は買うのに誓約書を書かないといけない徹底ぶり。買うのに誓約書がいるタイヤなんて聞いたことないです。誓約書の内容は「公道では乗らないでね」とか「雨の日は乗らないで」とかいうものですが、「使用後はBSに返還すること」というのもあって、これのために一筆書かないといけないようです。誓約書には住所連絡先も書くので、一定期間返還がなかったら、BS側から連絡を取るということも可能ということ(やるかどうかは別として)。

いつも利用しているスピードスターでは、誓約書を書いてから注文という手続きにでしたので、一度誓約書を書きにお店に行き、装着でまた行くので、ぶっちゃけ手間はかかります。

そんな購入に一手間かかるタイヤですが、走行感はなかなかいけると思いました。比較対象はピレリスーパーコルサV2です。

スーパーコルサではいつも120/70 SC1, 180/55 SC2という組み合わせで買っていましたので、今回も同サイズ、フロントソフト、リアミディアムという組みで買いました。タイヤの径はフロントほぼ同じ、リアは一回り小さいです。同サイズなので同じはずですが、リアはウォーマーとフェンダーの隙間を見るとR11のほうが確実に小さいです。

MAXの時は路面温度60度、気温も36度で走るのでやっとでしたが、先日(路面温度35〜45度、気温30度ちかく)で走ってきていろいろ確認できました。

まずR11のほうがタイヤが硬いイメージです(実際に硬いかどうかはおいといて、乗っている感じが硬く感じる)。バイクの挙動がよく分かります。例えば路面の凹凸に反応しやすいなーとか、最終コーナーで跳ねるなーとかです。シートからお尻に来る振動も心なしか強い気がします。路面との距離が近くなったような感覚。走行後のお尻じんじんも強い気がします。

逆に言うと、サスセッティングや空気圧の変化に敏感で、よく言えばいろいろ試せる、悪く言えばちゃんと決まっていないと気持ちよく曲がってくれないとなります。ピレリは良くも悪くもタイヤがサスの一部の仕事を担ってくれているような感じがあるので(ある意味どのタイヤもそうなんですが)、サスの設定や乗りかたの許容範囲が広いイメージ。BSはシビア(以前ダンロップのアンビートンを履いたことあって、あれはもっとシビアだったような)。というわけでバイクの挙動確認や、サスセッティングを行うにはいいタイヤだと思いました。

コーナーリングですが、これも一般的に言われていると思いますが、しっかりフロントに荷重をかけて曲がってあげればよく曲がる、そうじゃないとちょっと弱い、というのがそのまま当てはまると思います。なので少しペースを上げ気味でコーナーに入ってもフロントタイヤが踏ん張って曲がってくれます。滑る感じもまだありませんが、上に書いたようにバイクの挙動や路面によく反応するので、最終コーナーで少し跳ねたりする場合があり、ちょっと怖いですが、「そのへんが限界だよ〜」と教えてくれているという見方もできるかもしれません。

インフィールドコーナーではちょっと調子に乗ってしまいそうなくらいフロント荷重で曲がっていきます。コーナー中の減速が上手な方だったらこのタイヤの性能を最大限引き出せるんだと思います。少しペース上げて入って、うまく減速して向き替える、という流れ。逆にそういう乗り方が出来ない方には向かないかも。

私の場合だと、(これまでのセッティングと比べて)フロントのイニシャルを少し抜いたときのほうがより接地感・安定感が増して好感触でした。このセッティングのままピレリを履くとさらに好感触なのかもしれませんw (ようするに、単に今までのセッティングが詰めきれてなかったというおち) でもピレリだとそのへんの細かいさじ加減までタイヤがカバーしてくれているイメージで、セッティングの練習をするならR11のほうがいいかなーと思いました。

グリップ力はフロントリアとも全然問題ありません。特にリアは全く不安がないです。タイヤ表面を見ると目に見えて減っているのが分かります。ピレリのさらっとした減り方とだいぶ違っていて、これもセッティング詰めれば綺麗になるのかもしれませんが、自分の力量だとこんな感じ。それでも最後の方にリアサス調整して少し荒れ方が減ったと思います(特に左側が荒れてる、右側はそれほど出てません)。

↓リア左側

↓リア左側アップ。タイヤ表面が荒れている感が少し分かりやすいかも。荒れている箇所は表面から少し浮き上がっているっていうんですかね、盛り上がっているというか、ピレリでは経験ないような荒れ方。アブレーションとはまた違うと思います。

↓リア右側。こちらは割と普通。

フロントは逆にさらっとしてます。でも実はそれなりに減っているようで、リアよりフロントのほうが早くスリップサインに到達しそう。

↓フロント左側。普通ですね。

↓フロント右側。これもさらっとしていて普通です。

ライフはまだわかりませんが、とりあえず筑波7本走ってまだだいぶ目は残っているので、15〜20本くらいは走れそうです(グリップ力は落ちていくんでしょうけど)。前モデルのR10はとにかく持たなかったという評判だったのでR11でだいぶ変わったのかもしれませんが、タイヤの持ちは乗り方でも変わってくると思うのであくまで参考までに。私はスーパーコルサの場合で20本くらい走っていました。

美味しいところとか、タイム出すためにはという観点だと、たぶん最初の2本くらいまでだと思います。

というわけで数年ぶりに履いたブリヂストンですが、それほど違和感なく乗れましたし、ピレリと違って積極的にタイヤを使っていくぞ!という乗り方も楽しめて、これはこれでいいタイヤだと思います。一方で、購入の手間、スーパーコルサの許容の広さ(懐の広さと言った方がいいかな。多少セッティングや乗り方が揺れてもオレが受け止めてみせるさ、というイメージ)を考えて、手っ取り早くタイム縮めたいという点でスーパーコルサが好かれるのでは??と改めて思いました。

次はさらに別のメーカー履いてみたいですね。METZELER RACETEC RRも評判高いですし(後日追記:レーステック入れました。レビューはこちら)、ダンロップも履いてみたいですね(SPORTSMAX Q4のほうがいいのか、α-14のほうがいいのか迷うけど)。

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