レバーガードが付かない!

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Street Tripleは標準状態での走行能力は高いものの、サーキット走行を見据えていろいろ細かいところに手を入れようとするといろいろうまくいかないことが出てきます。

 

さて、ここ数年、ブレーキレバーやクラッチレバーのガードが一般化してきて、サンデーレースでもよく見かけるようになってきました。おそらく近いうちに必須になるのかなと。

 

「バイク レバーガード」で検索するといろんなタイプのものが引っかかってきて、オフロードタイプのものまで引っかかってきたりします。それを実際に導入している方のブログ等も引っかかってくるのですが、期待する効果もまちまち。

 

一般道で付けてる方は、転倒時にレバーを保護するとか,ドレスアップ目的という方が多いですが、たぶんレースではそういう効果で付けている人はいなくて、これは接近戦となったときに隣のバイク(特に右側にいるバイク)の部品やツナギがフロントブレーキレバーに誤って接触することを防ぐ目的です。実際に過去に何度かこういう事象があって、大転倒につながっているようです。フロントがロックして転倒なんて想像しただけでも恐ろしい転倒ですね。

 

私はそこまでの接近戦はしないのですが、やはり念には念を入れて、と思って手頃なものを買ってみたのですが、ここでStreet Triple特有の話が!

 

写真のとおり、バーエンドをふつうのねじで留めるタイプとなっています。一度転倒して修正しているので本当の純正と違うのですが、ディーラーに確認したところ純正でもこんな感じだとのこと。これに対し売られているレバーガードは、ねじ込むと広がってハンドルパイプに固定されるねじ(っていうんですかね?)が一般的です。Street Tripleだとハンドルパイプの形状と長さからこれが使えません。(無理矢理使おうとすると、スロットルの内側に固定されるようになり、アクセルを回すとガードもまわってしまうw)

 

そのため純正ハンドルではなく、リプレース商品に変えないといけないのですが、ここでも特有の話が。Street Tripleのハンドルは中心が太く、グリップ部が細いため、これと同じ形状のものはほとんどないんです。普通売られているのはグリップも中心も同じ太さのもの。唯一いけそうなのはリゾマから売られているテーパーハンドルバーというもの。

 

リゾマって基本輸入対応だから納品も遅そうなので、今回のTTには間に合わないですが、次のレースには間に合わせたいですね。Street Tripleは気に入っているのですが、こういうところが一手間かかる悩ましい点。

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