筑波TT in September NMクラス振り返り(ライダー編)
TT in AprilからSeptemberまで4ヶ月の間で、何回走ったかなーと振り返ってみると、記憶ベースになりますが
- 筑波2000 9本
- 筑波1000 8本
- もてぎ 6本
の走り込みを行いました。距離もコースも違うのであくまで概算ですが、筑波2000に換算すると20本くらい走ったかんじでしょうか。毎月サーキット2回通って、1回に2~3本ずつ練習という感じ? 自分でもいっぱい通ったなーと思いますし、やっぱ練習量がもっとも効果的ですね(当たり前か)。
本当なら効率よく練習するために筑波2000のみ走り込めればいいんですが、スケジュール、予約枠、天候などいろいろあってそういうわけにもいかず、代わりに筑波1000ともてぎを走りましたが、でもこれが効果的でした。
筑波1000はブラインドコーナーがなくて、かつスピード域も2000より低いので恐怖感も少なく、かつテクニカルなので練習できる要素も多いです。個人的には好きなサーキット。特に最終コーナーは複合コーナーならではのライン取りとなり、またいかにバイクを良く転がして進入するかとかいう練習になりもなります。特に後者は2000のアジア進入にそのまま活かせると思います。
またもてぎでは、コースが大きく長いのでいろいろだいぶ違うと思うのですが、スピード感になれるのにはもってこい。ここを極めれば、筑波最終も中速コーナーに思えるかも?
個別練習という意味で、ギア固定での練習、あれがよい経験になりました。コーナー進入時に変速しないで済むのでコーナーアプローチに余裕が出来、純粋に進入の練習に徹することが出来ます。これは今後も続けていこうかなと思います。もちろんタイムは落ちますが、きっと速くなるはずと信じるしかないですね。
今年の夏は記録的な雨続きの夏で、終盤の練習はこれをもろに受けてしまいました。セミウェットやウェット状態での練習となって、タイムを出したいのに出せないまま。それでだんだんレース当日が近づいてくると「ほんとにタイム出るのかなあ」と不安が募るばかり。自分の意思で好きでやってるくせにみょーにストレスを感じる毎日。だったらやらなきゃいいじゃん!とも思うんですが(笑) 逆に「これを乗り越えられれば、よりストレスコントロールが出来るはず!きっと仕事にも活かせるはず!」というプラス思考でチャレンジ継続。
そんなとき、自分の場合は音楽を聴くというのがストレス軽減策だったりします。自分は一流アスリートとは比べるレベルには到底ないとは認識しているものの、一流アスリートがスタート前にヘッドフォンをして集中したりリラックスしたりしているあれ、よく分かります。好きな曲を聴くとなぜかいらいらがすーっと消えたり、沈んでいた気持ちを上げてくれる曲を聞いたりして、要するに自分を奮い立たせ、自信を持たせるわけです。気分が沈んでいると いつもと同じバンク角でも不安に感じたりしますよね。
こんな悩ましい日々を過ごして前日の特別スポーツ走行でようやく7秒台に入り、スタート練習もまずまず。これがさらに自信となって、先の結果につながりました。
長々と書きましたが、要するに練習とマインド、このへんがタイムアップにつながる大きな要素かなと思います。