車載カメラの音質向上

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一番最初に車載カメラにチャレンジしたのが約10年前くらい。当時はアクションカムというジャンルもなく、プロ用機材が10万円越えとかいう時代にそんな払えるわけもなく、なんとかできないかとコンパクトカメラでチャレンジしてみたりしましたが、とりあえずは撮れるものの、画質も音質もまあそれなり。それでも当時は撮れたことそのものに感動してました。

 

現在はPanasonicのHX-A100を主に使っていますが、これも4年以上前に発売されたもので、最新機器からするとだいぶ見劣りしますが、小さいカメラ部がやっぱり便利でまだ使っています。

 

このカメラ、画質はそこそこ撮れるのですが、音質がどうもイマイチ。いやだいぶイマイチ。録音レベルの調整も出来ないし、バイク車載カメラで必ず出てくる「風切り音問題」がものすごいんです。

 

何とかしたいなーと思って、いっそのことオーディオレコーダーを別に買ってシート下に入れれば良いんじゃないかと思いましたが、まあ編集に手間がかかるから、出来れば止めたい。

 

で、思いついたのが、ネットでもいくつか事例のある「お手製ウインドジャマー」。要するにカメラ部にそれなりの布をあてがいましょうというもので、早速試してみました。利用したのは女性の髪を束ねるヘアゴムの幅広もの。おそらく百均で変えると思います。これの良いところは、もともと輪っか状になっていて、かつゴム製なので、まずその輪っかにカメラ部を通し(ヘアゴムの脱落防止)、髪を束ねる要領でカメラ部に巻き付けます。ゴムなので何重かにして撒けばカメラ部にぴったり密着します。

 

で、やってみたところ、大満足とまではいかないも、大健闘です。100キロあたりから出始める「ザザザー」という風切り音は見事に消えて、筑波裏ストレートでもエンジン音が十分聞こえます。

 

ここまで来ると、次に気になるのが録音レベルが大きすぎることによる音割れ。HX-A100は録音レベル調整がなく、どんな音量でも大きく取ろうと調整する機能が働きますが(いわゆるリミッター)、バイクのような大音量だと調整が利かず結局音割れが発生します。これ、なんとか避けたいなあ。

 

ちょっとチャレンジしてカメラを分解してみました。つまりカメラ部にあるマイクの配線をたどって、外部マイク入力端子でも付けようかと思ったんですが、配線が細くって断念。。。なにか他の方法がないか考えてみます。もっと布をぐるぐる巻くか?

 

ちなみに下の動画で画角が違いますが、最初の動画がノーマル画角、次の動画がワイド画角。HX-A100はノーマル画角でのみ電子手ぶれが効くのでそっちのほうがぶれが少ないかなと思いましたが、ほとんど変わりないですね。だったらワイド画角のほうがメーター類も入るし、ワイドで引いている分ぶれも少なく見えますね。

 


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