ブーツ新調(クシタニからアルパインスターズへ)

最終更新日

クシタニのブーツをかれこれ11年使ってきて、うち転倒2回、エキパイとの接触による溶け、ヒールガードとの摩擦等でいいかげん古びた感じだったのですが、先日のちょっとDE耐の後に見てみたら、プラスチック部分が経年劣化で割れていたり、トゥセンサー補強用のガムテ(後述)がはがれてしまっていました。

うーん、さすがにみずぼらしい。

あとこれはクシタニの往年の仕様だと思いますが、トゥーセンサーをベルクロでくっつけているのですが、これがいかにも心細い。ベルクロなので割と経年劣化しやすく、なにかの拍子にぽろっと取れてしまいそうで、いつも黒ガムテで補強していました。これ自体みずぼらしいし、また暑すぎると粘着力が落ちて意味をなさない状況になっていました。

ということで、先日購入したのがアルパインスターズのSMX PLUSというモデル。

アルパインスターズのブーツは松竹梅があって、SMX PLUSは竹モデルで4万円くらい。松モデル(SUPERTECH-R)は7万円くらいするいいのがあり、梅(SMX-6)は3万円くらい。梅でも十分機能するのですが、竹だとインナーが付いていてこれを一度経験してみたかったというのでこちらにしました。

同時に検討したのがガエルネのGP-1(4万円程度)。これも評判良く、ちょうどお店にあったので履き比べしてみました。

アルパインスターズ SMX PLUS

  • インナーは確かに効果があり、甲から足首まわりをしっかりホールドしてくれます。でも言い換えるとそれだけ窮屈感があるかも
  • 軽さは十分、前後のしなやかさも十分。
  • いちおベンチレーション用のあみあみはありますが、はたしてどの程度効果があるかは微妙(Ventedというモデルもあり、こちらはその名の通り穴がいっぱい開いていてベンチレーション効きそうです)
  • 配色は6タイプ
  • トゥセンサーのボルトはつま先側ではなくかかと側にあるので、ボルトが削れて取り外し不可とかになってしまうこともなさそう
  • ふくらはぎの調整は、ベルクロ+バックル(なんて言えば良いか分かりませんが、スキー靴のようにカチカチカチと締め付け可能)

ガエルネ GP-1

  • 確かに日本人の足に合った作りをしているだけあって、内部の一体感はSMX PLUSよりある。一カ所のみ当たってしまうということがない(日本人が外国製の靴を履くと、たいていの場合甲が先につっかえてしまいますが、それがない)。
  • SMX PLUSと比較すると、SMX PLUSはインナーがあるため甲から足首へのフィット感は抜群。ただしこれは言い換えると窮屈感にもなるので、よりタイトなフィット感を求めるか(アルパインスターズ)、しめつけのない一体感を求めるか(ガエルネ)で、好みが分かれるところ
  • 配色は4タイプ
  • 見た目はだいぶごついですが、意外と軽い。前後のしなやかさも十分
  • トゥセンサーのボルト位置もかかと側。
  • ふくらはぎの調整は、SMX PLUS同様ベルクロ+バックル

というわけで、どちらも優秀、値段も同じ、サイズもうまいこと両社在庫あり。さて迷った。

で、最終的に決めたのが、そこかよー!と思われるかもしれませんが、見た目でした(笑)

ガエルネはプロテクションが手厚く、明らかに丈夫そう。でも言い換えると見た目のごつさというのは正直あって、特にすねの前あたりのプラスチック+マグネシウムの感じがごっつごつでした。近未来的というか、ロボットのような感じなのでそれが好みの方もいらっしゃると思いますが、自分としてはもうちょっとすっきりとした見た目のアルパインスターズに流れた、という感じです。赤黒白という配色があればいいなーと思っていて、両社あるにはあるのですが、その配色加減でもアルパインスターズがより好みでした。

というわけで、さんざっぱら悩んだあげく、見た目で決めた(笑) という顛末でした。

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