フェリー旅 + 九州ツーリング行ってきました(前編)

最終更新日

いつからそう思っていたか、もう思い出せないくらい長い間「フェリーに乗って旅したい」って考えてました。数年、というレベルじゃないですね。15年以上前?? それがようやく夢が叶って行ってきました〜!!

船が好きだ~海が好きだ~というわけでもないですが、なんとなく「船に乗って旅したい」という、一種の妄想ですね。

で向かったのは、九州縦断、阿蘇山~桜島をめぐって戻ってくるルート。

阿蘇山、振り返ること20年くらい前に新婚旅行で見たときのきょーれつなイメージがまだ頭の中にあって。あのもけもけ感というか、広い大地の中を走る道路というか、そこをいつかバイクで走りたい~と思い続けてきました。実はこれがR12 nineTを買った理由の一つでもあります。

んで、だらだら書いていきたいと思いますが、3行にまとめるとしたらこんな感じ

    • フェリー旅はやっぱ楽しい!高いけど個室やっぱ最高~(特に暑い時期)
    • 阿蘇山近辺ツーリングはどれも絶景!そして通りも少なく走りやすい
    • ウェアはできればメッシュがオススメめですが、春秋物でもなんとかなる

Google Mapに表すとこんなかんじです。全行程は約2,650km、うちバイク走行(青色)が1,600km、フェリー(オレンジ)が1,050kmくらいです。3泊4日で行ってきました。

九州部分のアップはこちら


さて、今回の目玉の一つ、「フェリーに乗る」ってとこですが、「どこからどこへ?」っていうところで相当迷いました。なにせフェリー旅なんてしたことなくて、で、調べてみると何通りもあるんですよね、九州までのフェリーって。

  • 竹芝から徳島までいくルート(東九フェリー)
  • 横須賀から福岡までいくルート(東京九州フェリー)
  • 大阪港でなく神戸港から宮崎へいくルート(宮崎カーフェリー)

などなど

で、結局は大阪港発着のさんふらわあにしました。大阪港発着だから覚えやすいのと、予約もさんふらわあの1サイトで完結するため。

まず大阪港発のさんふらわあで大分までいき、南下して志布志港発のさんふらわあで大阪まで戻ってくる、というルート。東京大阪は東名名神を乗り継いでいきます。

ちなみに帰りのフェリーで知ったのですが、このルートでいくとさんふらわあの「船旅プラン」が使えます。行きと帰りを変えて九州縦断のたびをすると、帰りの基準運賃がなんと50%引きになるとのこと。50%引きは大きいなあ(ちなみに同じルートの往復だと5%割引のみですが、周遊するといきなり50%割引!)。チケット買う前に知ってればよかった。ということでもしこのルートで行かれる方はいればぜひこの割引を活用してください!

次に、部屋選び。フェリー旅に慣れてる方ならすぐ分かるのでしょうが、デラックス、ソロ、ツーリスト、などなど様々なタイプがあって、かつフェリー会社や船によって微妙に呼び方が変わっていたり。うーん分からん。

で、念願だったフェリー旅、もう次いつできるか分からないから、「窓が欲しい!」という条件をかなえてくれる部屋として、行きはセミスイート(専用ベランダに出られます)、帰りはデラックス(窓のみ、開けることは不可)、という大盤振る舞い。

高かったけど結果的にこれでよかったです。夕方〜夜〜朝と順に変わる海や空の様子を眺めながら、「いい旅だな〜」と感傷に浸る自分。動く海上ホテルです。

トイレとシャワーもあります。

特に夏は、汗でベタベタになったヘルメット内装やTシャツも洗えて、部屋で干せるので超オススメ。全行程天気が良すぎてとても暑くて。35℃越えで、路面の照り返しもあって、だいぶ汗まみれになってしまいましたが、そんな服やギアを部屋の中で洗って、干せて、便利でした。

食事はすべて船のレストランを利用。夜朝どちらもバイキングで、2500円(行き)2000円(帰り)、750円(行き帰りどちらも)。クオリティはまあこんなもんかなという内容。慣れたお客さんは食事持ち込んで、出航とともにロビー(っていうんですかね)のイスに陣取り、ソロで食べてたり、グループで飲んでたりして、みんな慣れてるなー。

あと心配していた船の揺れはさほど気になりませんでした。その代わりに振動が結構気になったなあ。特に寝てるとき。うまく伝わるか分かりませんが、「常にエンジンがかかってる車で横になってる」イメージ。車ってエンジンかけてると停車しててもかすかな振動がくると思いますが、あれがベッド越しに小刻みに伝わってきます。こっちのほうが気になりました。気にしすぎ??

とまあ不慣れなところからくる感想もありますが、全般としてはもう大満足☆ 特にこの時期は日も長く、船のベランダから夕方から夜になる海や島並をお酒とともに楽しんで、真っ暗になってからは明石海峡大橋をくぐって、小さな島々を遠目に見ながら進んでいきます。海の中なのに対岸が近いから飽きないんですよね。これが太平洋航路だったらたぶん真っ暗だから、暇~ってなりそう。

そんなこんなで夜は更けて、翌朝7時頃大分に着きました。

バイクで九州初上陸☆ 外は暑いけどテンション上がりまくり!

そしてそこから阿蘇山へ向かうのでした。

後編へ続く

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメントする