SC-PROJECT CR-Tの良いところ
このブログにいらっしゃる方々の検索ワードを見ると、上位のワードはたいてい「タイヤ」そして「SC-PROJECT」です。で、改めてSC-PROJECTに関する自分のポストを見てみると、だいたいどのポストも「うるさすぎ」「やっぱりうるさい」とか書いてて、ネガティブキャンペーンでもやってるのか??と我ながら思う内容。
そんなつもりは全然ないんですが、所有者からした素直なインプレを共有したいなーと思って書いています。というわけで今日は良いところもいっぱいあるのでそれを書きますね。
- 取り付け
- 取り付けはいたって簡単で、エキパイに差し込んでサイレンサー部をバンドで固定するというもの。なので多少取り付け穴がずれいているようなモデルや状況でも結構柔軟に対応できます。例えばテリーはStreet Triple用のを買いましたが、実はステップをDaytonaのものにしていて、マフラー取り付け穴がずれていますが、このおかげでなんの工夫もいらず取り付け可能。マフラーによっては取り付け穴が溶接してあるものもありますが(例えばストトリの純正マフラー)、そうなると取り付け穴がばっちり合ってないと取り付けられませんが、そんな心配は必要ないです。
- 見た目
- ここはとてもいい部分! 全長もショートでかつサイレンサー部もショート、カーボンなのでとてもレーシー。開口部は6.5cm程度とワイドで、外径は9cm程度。要するに太くて中ががっぽり空いている筒状態。なんと言えば良いか、ディスプレイに例えるならベゼルが狭い感じなので、レーシーです。
- パワー感
- 正直自分の感覚がどこまで当たっているか分かりませんが、マフラー自体でパワーが上がったと言うより、軽くなったことと、同時にエアフィルターを変えて、AFM(Air Fuel Modifier)というサブコンのようなものを付けているので、これら吸排気の効果で全体的に上がっていると思います。
- 重量は実測1.2〜1.3kgぐらい。とても軽いです。
- サウンド
- これは賛否ある部分かもしれませんが、音質はいいですね。図太い、乾いた音質でとれもレーシーです。
- ただしうるさい。どれくらいうるさいかというと、筑波ファミリー走行はオフィシャルの方から「うるさすぎるのでファミリーは走らないでください」と言われる程度(笑) スポーツ走行枠ならいちお注意はされませんが、正確にいうとそれでも上限を少し上回っています(スポーツ走行の上限は110dbですが、実測113dbでした)。自宅でエンジンかけるのもままならないくらいです。まじで。
- ぶっちゃけうるさくて最も困ってるポイント、それは目立つんですよねー。エンジンかけ始め、暖気、コースイン、いずれにおいてもとにかく目立つ。3気筒の音質も相まって、まあなかなか目立ちます。それでタイムも速ければいいんですが、、、それほど速くも無いし(笑) これに見合ったタイムを出さなきゃ、というかんじですね。
- 価格
- これもよく分かりませんが、10万円未満。まあ高いと言えば高いですが、こんなものでしょう。
- エアフィルター交換にともなって交換したAFM(Air Fuel Modifier)が4万円ほどするので、むしろこっちが高いイメージ。
サウンドは改めてこちらにアップしてみました。これまでのレース、練習の様子から抜粋したものになります。音質はいわゆる3気筒の音ですね。実は40秒から1分あたりをよく聞くとStreet Tripleのあとにデイトナ(確かARROWSだったと思います)が走っていて、同じ3気筒ですが音の違いを聞いていただけると思います。
というわけで、ちょいワイルドな感じで公道でも走ろうかなーとかもくろんで購入すると、結構厳しい目に遭うと思いますが、所有感は十分あります。レースやサーキット走行でのマフラーを検討されている方はいかがでしょうか? いろんなマシンに対応しているようですよ。
日本の代理店iMotorcycleのページ
https://www.imotorcycle.jp/bike/sc-project.html