バイクと音楽

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会ったことも話したこともないですが、大鶴義丹さん、「バイク好きの有名人といえば」たいがい出てくる方だと思います。

最近もYahoo!ニュースで「空冷カタナを手に入れた」というのが載ったり、ご自身のYouTubeチャンネルでエンジンや車体のオーバーホールの様子が載ってたり、とまあかなりの本格派(私なんかが「本格派」と言うのもおこがましいくらい)。

以前はSS乗って筑波サーキットを走っていたこともあったそうですが、最近は走っていないぽい。

んで、なんで大鶴さんの話をするのかというと、一見強面で、根っからのバイク好き、役者さんで映画監督なんていうともう全然別世界に住む方、なんて思ってたんですが、これももうだいぶ昔の話になるんですが、とあるTV番組にゲストでいらっしゃってたときの様子を見てそのイメージが一変しました。

その番組というのが昔MXTVで放送されていたDisco Trainという番組。覚えている方どのくらいいるのかな。2015年頃に放送されていたもので、その名の通りDiscoなサウンドをいっぱいかけて、途中に週替わりゲストをお招きし当時の話を聞くというもの。

メインの司会は早見優さん、そしてDJ担当としてDJ OSSY。早見優さんも当時は売れっ子だったと思うんですが、当時から音楽は相当聞いていたそうで、DJ OSSYやゲストがする当時の話に「そうそう~」とか「あ~この曲知ってる~」とかかなりの音楽通。

で、話を戻して、大鶴さんの回では、普段知ってる大鶴さんのテンションとは全然違って、「あれ?この人ってこんな人だったっけ??」なんて驚いたものです。強面なイメージもあるんでしょうが、まー芸能人なんてテレビに映る役柄でしか見てないからそれも当然なんですが、大鶴さんはお話がとてもお上手で当時のエピソードを面白おかしく表現して、当時を知らない私でもその様子がよく分かるくらい。

場所は新宿の東亜会館というところ。ディスコビルと言われていて何フロアにも渡ってGBラビッツ, BIBA、B&Bなどのお店があったビルが大鶴さんのホームだったとのこと。私は当時は田舎に住んでて行きたくても行けなかったわけですが、そんな田舎者でも「へ~当時ってそんなだったんだ~」と分かりやすく、面白く説明する様子がとにかく新鮮でした。全然怖くないじゃん、この人って!(笑)

まー当時のディスコ(夜遊び場)なんで、いろんな「いけません」ということがいろいろあったんだと思います。そんな頃に夜な夜なチャリで通って、フリ付きで音楽楽しんでましたとか、当時会場でしか会わなかった異性とのちょっと甘酸っぱい青春話とかをDisco Trainのゲストでお話されてて、Yahoo!のカタナ記事を読んでたら「そういやこんな回あったな~ 音楽そんな好きだったなんて知らなかったな~」とか思い出して書いてます。

当時の音楽といえば80年中期、クラシックのディスコのあとに出てきたハイエナジーというユーロの一歩手前みたいなのが全盛で、Countdown – Kofi & The Love TonesとかHigh Energy – Evelyn Thomasとか、もう当時の方が聞いたら「そう、それそれ~」みたいなのです。私はリアルタイムじゃないんですが、兄がいたので隣の部屋から音漏れしてるのを聞いてたなーという思い出。

で、私も自称音楽好きなんですが、バイク乗る方で音楽好きって方に会わないんですよね。たまたまなのかな。サーキット仲間とはバイクの話はもちろんしますが、あとは昔やってたゲームの話もするけど、あんま音楽の話に傾倒したことなくて。どうも音楽(+映画・舞台・サブカルとかとか)とバイクって別の世界の人たちの遊びかって思うくらいです。

Disco Trainの大鶴さんゲスト回を見て「あ~やっぱこういう人もいるんだなー」なんて勝手ながら親近感を持ってみてました。

未だにその映像は持ってるからバイカーに見て欲しい!なんて思うけど、「TV番組のアップロードは違法ですよ~」とかいうのよく見るので止めておきますが、でもチャンスあれば見て欲しい!

他にもいろんなゲストの方がいらっしゃってて、私の中ではかなりの教養番組でした。藤井隆さん、鈴木雅之さん、東幹久さん、夏樹陽子さん(夏樹さんもかなりのお車通というのをこれで知りました)、パパイヤ鈴木さん、森公美子さん、小柳ゆきさん、ヒロミさん、杏里さん、杏子さんなどなど、当時現場に行けなかった田舎者からすると当時のへ~すげーという話が聞けるだけでも面白くて。あとゲストの意外な一面が楽しめて。そして当時の音楽の話、曲にまつわる背景も学べた良コンテンツ。

もし再放送があればぜひ見てみてください!

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