サイドスタンド取って、さて、行くか!

先日、身内の飲み会でこの話題になりました。サーキット走行のことではありません。一般道です。

サーキット走行では、筑波でももてぎでもスポーツクラスだと「サイドスタンドは取ること」とあります。これは転倒時に万が一スタンドが立って突起物にならないようにという意味合いですが、ファミリー枠やROC枠だとスタンドもOKになってます(取った方がいいんでしょうが)

で、飲み会の時の話に戻り、昔のバイク・ライディングの話になり、要するに「速いライダーは峠道でもサイドスタンド用いない」っていう文化?が昔はあったようですね。とある方が「若い頃よく○○峠行ってましたねー サイドスタンド取って」って流れになったときに、「そうそう、そうだよね〜」という声と同時に「ん? サイドスタンド取る??」って声が。

サイドスタンドを取る効果はさまざま。サイドスタンドを擦っちゃうから少しでもバンク角を稼ぎたい! 軽量化! とかありますが、結局は見た目にカッコイイ!本気っぽい!! ってのが大半だったようで、、、もちろんスタンドがないから自立しないので、サーキットでもよく見る三角のやつとかT字のやつとかを使ってステップで支えていたとのこと。

当時それやってた人も「あんなの軽量化にはほとんど役立ってないんですけどね。結局スタンドより重い荷物しょってたし(笑)」と。しかもぶっちゃけめんどくさいw センタースタンド取るのなら分かるけど、なぜサイドまで??とかいうツッコミももらいながら、なんか若いときの甘酸っぱい思い出になっているようです。

私はそのときには関東にいなかったので当時の雰囲気はよく分かりませんが、他にも昔は○○道路でゼロヨンやってたとか、○○峠最速とかいたなあとかいう話題になりながら、やっぱ昔っていろんな意味でゆるかったんだなーと。別に当時の話を否定するつもりもありませんが、いまの時代から思うと表だって肯定出来ないなー。なんだったんだろうな、当時のゆるさは。当時のバイク漫画も今読むとだいぶ「時代の差」を感じるし。(当時のバイク漫画そのものは今も好きですが、でも今新規で発売するといろいろ言われるんでしょうねとも思います)。

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