ダートトラック初練習☆

2021年の年の瀬、知り合いが講師役になってダートトラック会というのに参加してきました。人生初ダート☆ 練習用の車両(XR100)は用意いただき、「オフっぽい格好があればそれで来て下さい」とのことで行ってきました。

場所はオフロードビレッジ。会社名は有限会社うず潮レーシング ウエストポイント。全日本も開催されるモトクロスコースのほかに、ダートトラックコース、オーバルコース、そして練習用のフリーエリア(ここにパイロン置いて練習)があり、1日でいろんなコースが楽しめるという、それで1日4,200円という、オンロードトラックの1本分くらいで1日遊べちゃう料金設定☆ オフはお財布にやさしいですよね~

その一方で体力消費も半端なくって、徐々に「丸1日なんてとても体がもたない~」というのを悟っていくわけですが。。。

さてこの日は快晴、とにかくからっからで、散水車が何度も行き来してました。下の写真のように相当な砂煙を上げて走ることとなりました。

年末のとある平日での開催でしたが、会場は賑わってまして、全日本選手やMotoGPで活躍中の現役選手もいらっしゃって、「あ~ロードレーサーはよくダート練習してるというけど、ほんとにいるんだなー」と納得。

我々はそんな方と同じダートコース走れるはずもないので、この写真の「ごっこ広場」というところでパイロン置いて8の字とかオーバルの練習をひたすらしてました。

ダートバイクというとフロントブレーキがないイメージなんですが、そういう車両もあればそうじゃない車両もあるとのこと。今回練習で使ったのは、フロントはブロックタイヤ、リヤはオンロードっぽいタイヤの組み合わせ。これでずりずりずりーっとカウンターを当てながら曲がっていくのを夢見ながら(笑)、今回はひたすら地味な練習を繰り返しました。

ごっこ広場という練習場でも路面のバリエーションも豊富。ほんとにフラットなところもあれば、凹凸があったり、一部コンクリートがあったり、逆バンクのようにカントが付いているようなところもあります。そこを四角く回ったり、8の字書いてみたりやるだけで、聞こえは地味かもしれませんが結構な練習になります。

特に8の字だと右回りと左回りでリヤの流しやすさが違ったり(私は左回りのほうがリヤ出しやすいということが分かった)、立ち上がりのバイクの傾きが違ったりと、基本に立ち戻る練習が出来るし、スピードもせいぜい40km/hくらいなので転倒してもロードほど致命的にならないし(それでも転倒は痛そうなので避けたけどw)、地味だけど基礎練にはもってこいです。

そんな地味な練習なんですが、体力はぐんぐん奪われて、特に内側の足を前に出して進入することが多いので、内転筋(で合ってますかね)、通称「ダートラ筋」がとてもつらい。なので30分も連続で走るともうももの内側がパンパン。でも講師は(当たり前ですが)いつまでも走ってそうな余裕顔。「鍛えれば慣れますよ」というコメントをいただくも、その境地に達するのはいつのことやら。

あとダートってオーバルでぐるぐる回ることが多いと思うんですが、同じ方向ばっか回ってると若干目が回ってくるんですよね~ これも慣れなのかな。おっさんになってからこういうことを始めるといろいろ体が付いてこない(笑) なのでダートに興味がある方は少しでも早く始めた方がいいと思います!

後半で「スリッパ」とか呼んでいるギアを履かせてもらいました。これでさらに内足が滑りやすくなるので、豪快なスライド進入を当てられるというギア。ギアと言っても見た目はただの「鉄板」で、これがまたなかなかの重量。付けて走ると確かに滑りやすくなるので、必然的に進入スピードも上げられ、でも鉄板自体の重さ+速くなった進入スピードのせいか奪われる体力もスピードアップ! 10分と走り続けることが出来なかったなあ。

とまあはじめてのダートラはこんな感じでバテバテで終了。また機会があればダートやってみたいと思いました。オフはコース料金がロードに比べてかなり抑えられてるし、スピードも低いし、マシンをコントロールしてる感はかなりあって楽しいですよ! 唯一、ちょっと軟弱なことを言うと(笑)、全身土や砂にまみれやすいのと、トイレは簡易トイレしかないので「ウォシュレットじゃないと」とかいう方にはちょっと合わないかも。

今回は内輪な練習会でしたが、オフロードビレッジでは「モトクロスごっこ」という手ぶらで行ける講習会を開いていたり、有名選手が開いているスクールもあったりします(以前は國川選手も開いていましたが、今はやってないのかな?)

もし気になる方がいらっしゃったらオフロードビレッジにお問い合わせください。今回開いた内輪ダート講習会にもし興味があればコメントいただければ講師役に聞いてみます。

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