WR250Rタイヤ交換(AC10からD604へ)
もともとそんながっつりオフで攻めるわけではないんですが、WR250Rを持ってます。サーキット走り立てのころ、オフの経験も積めばオンにもフィードバック出来るに違いない、と勢いで増車してしまいました。
購入後にさっそくショップのオフ走行会でコースに入ったんですが(少し起伏あるダート、MXコースまではいかない程度)、オフに乗り慣れてないのもあってまあ転ぶ転ぶ。そのときはもっと若かったので(笑)果敢に転んでたわけですが、それもそのはず、WR250Rの純正タイヤ(TW301/TW302)ではエッジのグリップが弱いわけです。で、途中ショップの125ccオフにも乗らせてもらったんですが、こっちは排気量や足回りこそそれなりですが、オフタイヤを履いてたので、寝かせても寝かせても踏ん張って曲がってくれて、「オフタイヤってすげーなー」と思ったものでした。
その後は「オフタイヤ」の恩恵にあずかりたく、ピレリMT21 Rallycrossに履き替えて、すげーグリップする!と思い、さらにその後、ミシュランAC10にいったわけですが、、、確かにグリップするんですが、舗装路のグリップのなさに驚き(エンジンブレーキかけただけでリアがロックしてすべる)、そして振動やノイズの大きさもある程度覚悟はしてたけどやっぱ多くて、次はもうちょっとマイルドなタイヤに戻そうかなと思って長年履いてるんですが、走っても走ってもこれが減らなくて。。。2019年の佐渡ツーリングもこれで行ったし、それ以外もこれで自走で走ってるわけですが、「まだまだいけるぜ~」という声が聞こえてきそうなくらい減らなくて。。。耐久性が良すぎですね。ゴムが硬いんですかね。
濡れたマンホールや道路の継ぎ目でもすぐに滑るし(特にリア)、バイクコントロールの練習にはいいかもしれませんがww、気軽にツーリングというタイヤではありません。
さすがにしびれ切らせて、今回交換しましたという話。ダンロップのD604というタイヤにしました。
見た感じからもあるように、オフ車に履くためのオンロードタイヤという位置づけ。21/18インチサイズもしっかりラインナップされていて、サイズチョイスには困りません。値段もお手頃。フロント3.00-21、リア120/80-18をチョイス。
早速履き替えて市街地を走ると、当然ですがまあ静かで、手に来る振動もかなり軽微。「あーバイクってこういう乗り味だったなー」と述懐したくなるほどのマイルドさ、そしてこれも当たり前ですがよく止まる!(笑) 市街地乗るにはこういう乗り味でないと!
先日これで高速にも乗りましたが、AC10とは比べものにならないくらいの安定さ。100km/hくらいで走って、敢えてハンドル切ってバイクを揺らしてみてもちゃんと付いてきます。AC10のときにこれやると接地感がないというか、うねうねするというか、思わず不安になってしまうんですが、D604だとだいぶ持ちこたえてくれます。
まだ林道には行ってないですが、ある程度空気圧落とせば意外とグリップしてくれるんじゃないかな(勝手な期待ですが)。オフロードタイヤにはかなわないと思いますが、もうそんなに林道をがっつり走ることはしないと思うし、コース入る時は以前付いてたAC10に戻せば良いし。
しかしこうやって場面によってタイヤを変えるとかし始めると前後ホイールセットが欲しくなりますね~ どうせ前後ホイールセットを購入するなら、多少工夫が必要そうですが17インチ買ってWR250X化という欲も出てきます(笑)