iPhone向け無料ラップタイマー(GL-770にも対応)

私が2017年ごろからお世話になってるiPhoneベースのラップタイマー。知人の自作によるもので、GL-770での5Hzでの計測が出来るのでずっと使ってきました。このおかげでLAPSHOTから卒業出来、かつデジスパイスのように「部屋でじっくり振り返る」ことが出来たわけですが、「開発バージョン」という取り扱いでAppStoreでの公開を行ってなかったのであんまり触れてきませんでした。んで、先日その知人から「AppStoreで公開しました!」という連絡が入りました!! これで晴れて案内できます!

GNSS Circuit Logger

iPhoneで無料で使えるラップタイマーです! Androidだと無料で使えるラップタイマーアプリはありますが(RaceChronoとか)、iPhoneだと私が知る限りだとなくて。以前こちらでも書いたんですがiOSはレギュレーションがいろいろ大変で、Bluetoothと通信してミリ秒単位のラップを取ろうとするとどうしても有料になってしまいます。が、このGNSS Circuit Loggerは無料での提供☆ よければ使ってみてください!

iPhone単体のみでも使えます。その際は1秒単位の計測になります。GL-770と連携すれば5Hz/0.2秒単位でのラップが取れるので、サーキット走行でのラップ計測では十分な精度かと。GL-770は15,000円ほどで買えるし、バッテリーも内蔵なので使い勝手はいいです☆ GL-770の販売ページに必ず載ってる「Bluetooth Smart (BT4.0) LNS(Location and Navigation Service)接続のためにはBT4.0 LNSに対応したアプリの開発が必要です」、それってどのアプリよ?? という疑問、それに答えるのがこのGNSS Circuit Loggerになります。


さてここからは具体的な使い方について。

GL-770はBluetooth LEという通信方式となっていて、Bluetoothヘッドフォンとかとは異なります。なのでiOSのBluetooth設定画面を開いても何も表示されません。

代わりにアプリの設定画面に出てきます。デフォルトだと下の四角部分は「内蔵GPS」になってると思います。

GL-770をお持ちの場合はこれをオンにしてしばらくすると、「Bluetooth機器の選択」というメッセージが出て、その中にGL770xxxxxxxx(xxxのところはたぶん個体によって変わる)と表示されるので、これを選択します。これで設定完了。

あとはCircuitメニューから筑波2000なり1000なりを選ぶとラップタイマーモードになって、赤字で「ready!!」と出れば自動で計測が始まります。ready!!表示になるとGL-770のBluetoothのLED表示が青点灯(Bluetooth LE接続待ち)から青点滅(Bluetooth LE接続中)に変わります。

このあたりの接続連携というんですかね、これは何回かやってみると慣れると思いますが、最初は戸惑うと思います。特に初めてGPSベースのラップタイマーを使う時にありがちなのが、走行直前に電源を入れてしまってGPSが作動しないということ。GPSは特性上2分くらい経たないとGPSを捕捉出来ないので、走行開始5分くらい前からGL-770をオンにして、で、走行直前にスマホアプリ側で操作すると上手くいくと思います。

私はやったことまだないですが、このアプリはGL-770が無くても内蔵GPSで動作するので(1Hz動作)、とりあえず使ってみて使い勝手を見てみるというのもアリだと思います!

一番最初の写真のように、走行中のラップはもちろん、各ラップのヒストリーとか、速度カーブ、軌跡表示など一通りできます。下記補足:私の環境だとなぜか速度表示がおかしくなってますが、、、そこは無視してください。

しかし便利な世の中になったなーとつくづく思います。バイクも乗りやすくなり、タイヤグリップも上がり、走行動画も撮れて、ラップデータも残る。あとは本人の腕だけですね!!(笑)

最後になりますが、無料のラップタイマーアプリ、しかもiPhoneで使えるアプリを公開してくれたKくんありがとう!! このアプリのおかげで効率よくタイム縮めること出来ました!

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