今年もやってます「2020 ツーリングプラン」
外出の自粛&Go To トラベルキャンペーンで結局どうするのがいいんだ??と悩ましい毎日ですが、今年も「2020 ツーリングプラン」やってます。
名前の通りバイク向けプランとなっていて、高速料金がだいぶ割安に利用できますというもの。うまく利用するとだいぶお得なんですが、ちゃんと理解して利用しないと損する場合もあるというもの。というのも手続きが若干分かりづらくて
- 事前申請をしていつ利用するかを登録する
- NEXCO各社(東日本、中日本、西日本)ごとにそれぞれ別の申請手続きが必要
- プラン中のICで乗り降りしないとメリット享受できない
- 例:東京から高速で四国まで行く場合、中京圏の料金はプラン適用されず通常料金となる
となっているので、基本はプランにある1コースを周遊する場合にメリットがあるという割引になります。
かつ、今年はそれに加え、コロナ禍のあおりで首都圏を含むコースは発売見合わせとなっていて、首都圏在住の方だとなかなかメリット受けられないものとなってます。うーん微妙。
例えば東京インターから名古屋インターまでを土日2日間で往復する料金を考えてみます。ツーリングプランを活用すると「首都圏 東名・中央道コース ワイド 2日間」と「首都圏 東名・中央道コース ワイド 2日間」を組み合わせれば行けます。ただし現在は首都圏コースは買えないので、今行くとしたら東京-静岡は通常料金、静岡-名古屋はツーリングプランとなります。
二つをつなげるとこんなイメージ
東京から静岡 | 静岡から名古屋 | 往復合計 | |
ツーリングプラン 利用無し |
ETC土日料金 4,290円 |
8,580円 | |
ツーリングプラン フル利用 |
首都圏 東名・中央道コース ワイド 3,900円 |
中京圏 東名・中央道コース 3,600円 |
7,500円 |
ツーリングプラン 中京圏のみ利用 |
ETC土日料金 2,680円 |
中京圏 東名・中央道コース 3,600円 |
8,960円 |
となって、首都圏のプランが使えない今の状況だとツーリングプランを使わない方が安いという結果に。
ただしツーリングプランのいいところは乗り降り自由なので、長い距離を一気に走るというより、乗ったり降りたりしていろいろ見て回るというのに向いています。でも実は、高速道路って初乗り料金(ターミナルチャージというもの)が安い(150円)ので、通常のETC料金でも乗ったり降りたりしてもそれほど割高感はないんですけどね。
↓国土交通省の資料より。
ツーリングプランのメリットが大きいのは平日ですね。東京-静岡が休日ETC料金は2,680円ですが、平日ETC料金は3,470円とだいぶ高いです。これだとツーリングプランのほうがだいぶ割安。平日に休み取ってツーリングっていうのが一番いいですね。混雑も少ないし。
いずれにせよ早いところコロナ禍が収まって欲しいと思いますが、もうしばらくダメそうですねぇ。