自走派のためのレンタルトランポ運用

(↑マイトランポ持って無くて、マツダボンゴのレンタカーに積んだときの写真)

自走だとなんかあったときのリスクが高いよなー、でもトランポ購入するのも金かかるしなあ、、、という方にはレンタカーを活用する方法があります。私も数年これやってました。

トランポってなんかあったときの為に、というのも大きいですが、それ以外にも

  • いろんな荷物が運べる(バイク用品に限らず、着替えとか、ノートPCとか)
  • 夏はクーラー、冬はヒーターで快適往復
  • 急な雨でも安心
  • サーキット内でもちょっと車のなかで休憩も出来るし、ぼっちでも人目を気にせずやりすごせる

とまあ、上げだしたら切りが無いですが、とにかく便利です。

レンタカーはニッポンレンタカーでもトヨタレンタカーでも大手レンタカー屋だったらそれほど料金は変わりませんので、近くに店舗があって、ワンボックスの取り扱いがあれば十分検討できると思います。

私がよく借りていたのは、ニッポンレンタカーならマツダボンゴ

トヨタレンタカーならタウンエース

トランポの定番、ハイエースももちろんいいんですが、レンタル費が高いので(1日レンタルでタウンエースなら11,000円、ハイエースなら14,850円)、もっぱらタウンエースクラスでした。これでもバイク十分乗ります。

私はびびりなので、だいたいつけられる保障やNOCも支払わなくていいオプションをつけて、1日レンタルで借りてて、12,000円くらいだったと思います。

サーキットへ出かけるときってだいたい朝早いと思いますが、トヨタレンタカーはたいてい8:00-20:00という営業時間なので、前日に借りて積み込んで、翌日走ってその日のうちに返すというパターンでした。

ニッポンレンタカーはだいたい24時間営業が多いのでこのへんは自由度高かったですが、今サイトを見てみると「ワークライフバランスの改善」という名目かな?結構な数の店舗が24時間営業を取りやめたようです。なのでこちらも前日に借りて積み込んでってなると思います。

(過去に当日の朝借りてというのも何度かやったことあるのですが、朝1の走行になると6時までには出発したいんですが、となると4時起き、4時半レンタカーピックアップ、5時から積み込み、5時半出発となり、朝相当強い人じゃないと正直キツいです。私も朝強い方ですが、それでも4時起きで荷物積み込みはしんどかったなあ)

なので、現実的には前日借りて当日返すというのが標準になると思うので、正味かかる費用としてレンタカー費用(12,000円程度)+前日夜間の駐車料金となります。

あと細かいこと言うと高速料金が軽車両から普通車に上がるとか、往復の燃費がだいたいトランポのほうが悪い(ボンゴやタウンエースで10km/lくらい)ので、その分ガソリン代も余計にかかります(でもまあそれは自家用トランポでも一緒ですけどね)。

レンタカートランポを利用する際に最低限必要な物をリストアップしてみましたが、ほんと最低限は2つだけかな。

  • ラダー:絶対要ります。ものにもよりますが、だいたい1万円前後? 2本あれば尚良しですが、1本でもなんとかなります。私は今でも1本でやってます。マンションにお住まいだと購入費用より保管場所のほうが悩ましいかもしれません。私は一時期マンションのベランダで保管していたこともありました。
  • タイダウンベルト:これも絶対要ります。バイクの前後を固定します。車の中でバイクをサイドスタンド立てて停車し、前はフロントフォークやハンドルあたり、リアはリアカウルレールあたりを固定します。このときタイダウンベルトを垂直に近く立ててしまうと、バイクがベルトを半径とした円を描いて倒れてしまうので、45度から水平近くになるように固定します(私は危うくこれで転倒しかけたことあります)。4本必要で1本1,000円くらい?

トランポで運ぶ際には、サイドスタンドをつけたままのほうが意外と便利です。車に積んでサイドスタンドを立てて駐輪し、そしてからタイダウンで縛ります。自家用トランポがある人はよく「フロントタイヤ用スタンド」を使って固定することが多いですが、レンタルトランポだとそれはないので、でも無くてもサイドスタンドで行けるので、上手く活用するといいと思います。

私もサイドスタンドつけたまま車で運んでますが、ファミリータイプのミニバンの場合は2列目シートがフロントタイヤ用スタンドの代わりになるので、車の中でサイドスタンドを立てて駐輪というのはしてませんが、車から降ろした後にもサイドスタンドでちょっと止めておくことが出来るので、何かと便利。

他にあると良いのも少し挙げてみます。挙げ出すと切りが無いですので代表的なものだけ。

  • イス:キャンプで使うようなイス、ホームセンターで1,000円くらい?
  • テーブル:これもあると意外と便利。ヘルメット置いたり食べ物置いたり。
  • 電源の延長ケーブル:筑波でももてぎでも、ピット内に電源があるので、ちょっとしたものに使えて便利。筑波だとピット以外でも電源が取れるところが少しだけどあるので、そういう場所でも使えて便利です。これにスタンドとウォーマーがあれば、発電機なくてもウォーマー運用出来ます。
  • クーラーボックス:小さくていいですが、コンビニで買ってきたものを入れておく用。車の中はぐんぐん温度上がっていくのでこれあると便利。私は12Lのを使ってます。これに2Lペットボトル2本+昼食分くらい入ります。
  • Bluetoothスピーカー:ワゴン車はたいていカーステレオの音が泣けてくるくらい悪いので、少しでも快適な往復をするなら合った方がいいかも。無くてもスマホで代用可。
  • 予備のETCカード:バイクのETCカードを共用するのでもいいけど、取り出すのがめんどくさいので。

この他はバイク用品、工具類、スタンド、着替え、食料、PCなどなどお好きな物を持ち込んでください!

あと自走の時だと絶対忘れないのですが、トランポでありがちなのが「鍵」忘れ。特に小排気量だとエンジンかけなくてもトランポに積めるので、頻発はしないですが、たまーに聞いたことあります。必ず持ち出すキーホルダー(家の鍵とか)にバイクの鍵も付けておくといいかも。

同じ流れでは、これも自走だと絶対忘れませんが、ヘルメットとか装備品類。これも忘れると致命的なのでお忘れ無く☆

バイクの積み込み・積み下ろしでだいたいどちらも30分くらいでしょうか。積み込む量にもよりますが。レンタカーのピックアップで手続き含めて片道30分と考えると、だいたい出発前に1時間、帰宅後に1時間くらいかかります。このへんがレンタカーと自家用トランポの違いですね。自家用トランポなら帰宅して最悪下ろさなくて良いので、相当な時短になります(私はファミリーカーなので毎回下ろさないと家族から「くさい」と言われるので下ろしてます)。

私はこれで多いときは月2くらいやってましたが、めんどくさいかどうかと言われるとそりゃめんどくさかったです。ただ、いま振り返ってもかなり経済的でした。都内、マンション住まいで車を所有すると駐車場代だけでレンタカー費用 x 2くらい簡単にいっちゃうと思うので、年に10回くらい通う程度だったら十分いけると思います!それ以上通う人になってくるとサーキット走行でのゴールが変わってきて、持って行きたい道具も増えると思うので、自家用トランポのほうがいいかなー。

またはD;REXのような「筑波サーキットの近くに車両保管してくれて、走行日に持ってきてくれるサービス」を利用するっていうのもありますね。運営されているのはサーキットでは有名な豊田浩史さん。ライディングテクニックやセットアップの相談にも乗ってくれると思いますよ!

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