コロナウィルスの影響でカタールMotoGPクラス中止(Moto2 & Moto3は開催)
いろんなところでアナウンスされていると思いますが、今週末に行われるカタールグランプリにおいて、コロナウィルスの影響でMotoGPクラスは中止となるようです。なるほど、イタリア。まあそうかもなあ。イタリア国内での状況も大きく影響しているのでしょう。
野球や相撲のように無観客とかあり得るのかなーとか思っていたら、観客側でなくてエントラント側に関する影響で中止になってしまいました。
でも、Moto2 & Moto3は開催されるそうです。
ん? MotoGPは中止で、Moto2&Moto3は開催? なんで??
と思いましたが、よく読んでみると、Winter Testのスケジュールが影響しているみたいですね。
カタールロサイルサーキットホームページを見てみると、
ウインターテストというのをロサイルサーキットで行って、そのスケジュールが
- MotoGPクラスは2月22〜24日
- Moto2 & Moto3クラスは2月28日〜3月2日
となっていて、Moto2 & Moto3はそのまま開催日(3月6日)まで居ればいいんですが、MotoGPメンバーはいったん帰ったり、本戦用メンバーを本国から呼んだりすると思うのですが、その間にカタール政府?WHO?の「イタリアからドーハに来る方は14日間の検疫期間を設ける」というのが発動され、行けなくなってしまったようです。
イタリアライダーって改めて数えてみると多くて、ロッシ、トビツィオーゾ、ペトルッチ、モルビデリ、イアンノーネ、バニャーニャ。ドゥカティとかアプリリアなんてクルーのほとんどはイタリアから来るんでしょう。
日本の状況もいろいろ深刻ですが、改めて見てみるとイタリアはもっと深刻のようです。海外のサイトになりますがいろいろ情報が公開されていて、イタリアの死者数は中国に続いて2番目。渡航禁止という勧告が出ています。ちなみに日本は死者数では6番目、渡航は出来るだけ控えましょうという勧告(下記はNewYorkTimesサイトより)。
なかなか先の見えない不安ばかり残ってしまいますが、自身がかからないというのもそうですし、出来るだけ広げるのを加担しないようにしたいですし、一方では冷え込みきってしまうのも避けたい。気合い根性論ではどうにもならないと思うので、とりあえずは大人しくしてるしかないですね。
筑波サーキットでも平日休日問わず、観客は入れないようになりました。
おなじく今週末行われる筑波ロードレース選手権向けにも特別な案内が公開されました。事前にチケットを購入済みの方は入れるようですが、当日販売はないとのこと。