2020.2.20追記 アプリリリースされました!


今でもそうですが、サーキット走り始めのころはどこまで倒して良いのか分からず(まーバンク角に良いも悪いもないのですが、要するに転倒したくない、でも速く走りたいという思い)、結局は少しずつ深くしてみて、でも無駄に深くならないようにして、、、、というのを繰り返してタイムを出していくことになると思います。

でもここに来て、いよいよあと最後の1,2秒をなんとか詰めたいと思うとき、このへんを改めて考えてどこから削れるかなと考えたとき、立ち上がり、ブレーキング、チューニング、そしてバンク角の各要素を少しずつ攻めてみたりしますが、角度って上で書いたようにまあよく分からないわけです。

で、なんとか分からないかなと思って考えた結果、これまで面倒でやらなかったのですが、映像からバンク角を確認するためにやってみたことが下記です。(ほんとはロガーとかジャイロとか過去にはいろいろやってみたものの、結局は超アナログでベタな方法が手っ取り早かったというオチ)。

それは、映像の上に50度を示す線を何本か引き、それと動画の水平線を比べておおよその角度を確認するというもの。もう自分で書いてても「アナログ感満載だな」と思わずにいられません。

それがこちらの映像です。映像編集ソフトならたいてい出来ると思いますが、お絵かきソフトで50度の線を引き、それを透明GIFで保存し、映像の上に重ね合わせるというもの。んーなんてアナログ。

でもこれでも十分機能するんですよ。だいたいどのコーナーも50度は越してるんだなーとか、立ち上がりはバイク立てて行けてるな-とか。アジアコーナーでもそこそこ寝てるなあとか。

一般的に市販のスポーツタイヤの限界は55度あたりと言われていますが(MotoGPのようなスリックだと60度越え)、もうだいたい良い感じでそのへんまで来てしまっているようです。自分自身ではもうちょっと寝かせられるなとか思っていましたが、もうこのへんが限界のようです。これを知らないでバンク角を深くしていくと、近い将来に転倒だったかもしれません。

これはこれで意味のあった手法だったのですが、いかんせんめんどくさい。毎回走行後にこうやって確認するのは手間でしかないです。

あとこれを応用して、速い人はどれくらいのバンク角なのかなとか思うのですが、それはYouTubeに上がってることが多くて、つまり映像編集ソフトで処理出来ないんです。ディスプレイに分度器でも当てれば分かるんでしょうが、ただでさえアナログな手法にさらに輪をかけてアナログになっちゃいます。。。

というわけで、これをスマホアプリ化出来ないかな-と思っていて、つまり指でぴーっとなぞると線を引いて角度を求めてくれるようなものが作れないかな-と思って、ちょっと知人にお願いして作ってもらいました。

赤い線が指でなぞった軌跡。そこから角度を割り出しています。YouTubeにアップされているいろんな動画を呼び出して角度を確認出来るので、59秒で走ってる人とかのも分かるし、ロッシのもてぎ走行時の角度も分かります。あと2つ並べて再生出来るようになっているので、自分の速いときと遅いときの走行も1画面で確認して、んー速いときは立ち上がりが速いんだなぁ、とかいうのにも使えます。

現在アプリ申請中で、申請通過したらまた改めて書きます。セルフトレーニング用ツールとしてなにかお役に立てればと思います。

2020.2.20追記 アプリリリースされました!

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