筑波2000 S字のやり過ごし方と立ち上がり重視
先日筑波走行時に、アドバイザーの方に(その日は松田光市さん)質問してみました。小排気量の場合はS字はほんとに直線的に進む(最短距離を進む)のが一番よく、理想的なのは1コーナー立ち上がりで左端について、そのままキープレフトで1ヘアに進むというもの。
しかしこれを中大排気量でやることはできず、かといって右へ左へと大きく揺らすことも難しいので、いつも割と力づくで「よいしょ」と左から右への切り返しをしていました。そしてここが最もフロントフォークがゆらゆら動くポイント。
アドバイザーと話を進めていると、こんなアドバイスが。
「カントがしっかり付いているので、バイクをカントに乗せていくと自然とバイクが左右に傾くんですよ」
確かに言われれば理屈上そうだよね、と思うんですが、これまで意識していなかったポイント。
またこんなことも。
「立ち上がりは割とすぐ全開にします」
こんな感じですか?といろいろ聞いてみると、どうも立ち上がりで加速し始めてからアクセル開けきるまで1秒もないくらい。それくらいで立ち上がれないとするとおそらくアクセル開け始めが早いということかなと。
この2点を意識して、少しペースを落として走ってみました。S字のカントの始まり、終わりをよく見て走り、ラインもより立ち上がり重視、アクセル開け始める前にしっかり向きが変わるのを待って、そして立ち上がりは一気に、というのを意識しましたが、まだまだ慣れないのでタイムはむしろいつもより1〜2秒遅い感じ。
ただ一つ思ったのは、この走り方の方が疲労感が少なくなりましたね。タイムが遅いからかもしれませんが、走り終わってももう一本連続で行けそうな感じ。これはこれでいい収穫でした。
しかし筑波TTをあと2週間後に控え、疲労は少ないと言えタイムが落ちるというのは焦りますね笑 んーこの緊張感、なんとも言えないです。