FDR-X3000レビューその2

最終更新日

前回のレビューの続き。

 

Action Cam Movie CreatorのGPS軌跡はこれはこれで役に立つと思いつつも、数秒遅れて表示されるのなんとかならんものかと少し調べてみたところ、FDR-X3000のGPS情報が別ファイルに出力されていることを見つけ、中身を見てみると一般的なNMEAフォーマットで書かれていました。であればなにかやりかたありそうだね、ということで少し追ってみました。

 

NMEAフォーマットというのはGPS情報の一般的なフォーマットの一つで、FDR-X3000では日時、緯度経度、速度の情報を持っています。また0.5秒ごとに情報を持っていることも判明。で、これをDashWareというソフトを使ってグラフィカルに描画することができます。
 

DashWareはもともと独立した会社でしたが、数年前にGoProに買収されました。なかなかこういったたぐいのソフトはないので貴重な存在なのですが、ここ数年たいしたアップデートもされておらず、また使い方がとっつきにくいのが難点。ただしこれを利用すると下記のようなイメージで重ね合わせることができます。またAction Cam Movie Creatorの欠点であった「数秒遅れ」というのも、DashWareで調整することができるので、だいぶそれっぽい絵になりました。ちなみにGのデータも表示可能ですが、これはおそらく速度の変化から計算で出してると思います(妙に動きがなめらかなのもそれが理由かなと)。

 

またDashWareでは、緯度経度情報をもとに「このへんがスタートフィニッシュラインです」というマークを打つことが出来ます。これによっておおまかなラップ情報も得られるというもの。ちょっと手間はかかりますが、興味があれば一度お試しください。


シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

コメントする