CBR250RとCBR250RR
先日機会をいただき、筑波2000をCBR250Rで走ってきました。
2011年に発売され、昨今の250ブームの先駆者ともなったCBR250Rですが、さすがに6~7年経ってくると競合も出そろい、まあ不利な状況になってきました。カタログスペックもエンジンが29PS、23Nmというもの。ヤマハYZF-R25は高回転のおかげか36PSまで出ます。
それがレース結果にももろに現れており、筑波選手権のJP250クラスではほとんどYZFが締める状態。レ牛ーレーション変更があってCBR(単気筒)は300ccまで出られるような情状酌量措置が執られましたが、それでもほとんど状況変わらず。
そこに満を持して、今年CBR250RRを投入して、今度はこのスペックが高く(値段もびっくりするくらい高いですが)、JP250クラスの上位をCBR250RRが占めている状態。来年にはヤマハが新型YZFを投入するという噂もあり(現状のYZF-R25は在庫限りの販売となりましたし)、バブル時代の250レーサーブーム到来か?!という状況です。
さて先日乗ったのはRRではなくRでした。ぶっちゃけこのクラスのマシンでサーキット走行したのは初めてでしたが、感覚的にミニバイクにかなり近い感じ。以前茶耐に出たことあったのですが、それと同じようなライン、ブレーキング感覚でした。
残念ながら途中雨が降ってきてしまい、まともに走れたのは1本でしたので、また後日改めて乗ってみたいと思いますが、これはこれで楽しいバイクでした。いろいろ見始めると足回り、吸排気系などいろいろ課題はありますが、全開区間が長いのでバイクを操ってる感がとてもありました。最高速ももちろん低くて、最終コーナーも全開のまま入っていける感じ。安心感が違います。
ちなみに私は一生懸命伏せて走っている横を、涼しそうな顔でRRが抜いていきました。いや、ぶち抜かれたと言った方が即してますね。それくらいのスペックの差です。確かに高いです。250CCで80万円ちかく、高すぎでしょ??とぶっちゃけ思います。 でもこれから250でサーキット走行/レースするならRRで間違いないでしょう。