スタートは危険がいっぱい
おそらくたいていのレースでは、決勝の前に「ブリーフィング」が行われます。筑波TTでもそうなのですが、これは決勝において特に気をつけて欲しいことが案内されるということですが、そこで必ず言われることが「スタート時はとても危険です」ということ。
それを、身を以て体験したのがこちらの映像。今回のスタートシーンです。
雰囲気伝わりますかね? フロントローのバイクがエンストしてその場に止まってしまい、私をはじめいろんな方がすれすれを駆け抜けていくというシーン。これ、いま思い返しても「ぶつからなくて良かったなあ」とつくづく思います。実はこの前のレースのNBクラス(ノーマル ビッグバイク)でも同様のことがあり、このときは後続車がぶつかってしまい、レース開始直後に赤旗中断となってしまいました。ほんとこれにならなくて良かった。
スタート進行時にもサーキットアドバイザーの方から「スタート後はとにかく良く前を見て!」と言われましたし、自分自身スタート時は回転数を見ないタイプなので大丈夫と思ってましたが、こうやって身を以て体験しないとその危なさは分からないですね。前のバイクに重なって、止まっているバイクが隠れてしまうんです。で、見えたときにはもう目の前という状態。今度も常に気をつけようと思います。
ちなみにYouTubeを検索していたら、このエンストした方の映像がアップされていましたが、すごい勢いで横を抜いていくのが分かると思います。この方も相当ヒヤヒヤしただろうなーと思いますが、自分だってこんなスレスレを抜きたくて抜いたわけじゃなくて、それしか出来なかったというオチ。
とにかくぶつからなくて本当に良かったと思います。これに限らずですが、言われて納得したつもりというのと、体感するのとは別物です。