ブリジストン HyperSport S20 EVO(サーキット編)

最終更新日

だと好印象だったS20 EVOですが、サーキット走行でのテリーの感想は「ブリジストンの位置づけどおり(レースとツーリングの間)」でした。なんだかがっかりする感想かもしれませんが、決して悪い印象ではなく、どうしても比べる対象がスーパーコルサやロッソコルサなどのハイグリップになってしまうので、それに比べればネガティブな面もあるよね、ということです。

走行した日はドライ、気温20度、路面温度30度と申し分ないコンディション。空気圧は前後とも温間2.3。

  • 良かった点
    • 十分なグリップ力、特にリア、立ち上がりも破綻しにくい
    • ライフは持ちそうな減り方
    • 比較的安い(スピードスターで前後4万円程度、ロッソコルサだと前後4.6万円程度)
  • イマイチだった点
    • 接地感が弱い(ハイグリップタイヤと比較すると当然ですが・・・)
    • 一次旋回のイン付きが弱い(これもハイグリップタイヤと比較すると当然)
    • 暖まりが何となく遅いような(これは気のせいかもしれません)

街乗り編でも書いたとおり「フロントの切れ込みがそれほど多くなく」というのですが、これがそのままサーキット走行に出てるのだと思います。要はもっともっとフロントに荷重をかける乗り方、セッティングをしないと、このタイヤの本領が発揮されないのではと思いました。まーそもそもサーキットでがっつり走るタイヤではないので無理はできないのは承知の上で、楽しく走る、経済的に走る、バイクセッティングのお勉強にはもってこいのタイヤでしょう。滑り出しも早そうですし、タイヤに依存せずタイムアップする練習にもなると思います。

動画も撮ってみたので後日アップしますが、セッティング変更なしでだいぶ余裕をもって走って、1分10秒程度でした。もちょっと乗り方も詰めて、セッティングも出せば、このタイヤでも7秒くらいはいけると思います。それで1シーズン持ってくれれば十分ですね。

動画アップしました。 ブリジストン HyperSport S20 EVO(走行動画)

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

コメントする