筑波S字の駆け抜け方

筑波TT in Septemberの申し込みも終え、それに向けた練習に行ってきました。マフラーもSC-PROJECTに換え、気分もレースモード! 練習できるのはこの日とあと1回のみ。限られたなかでどういう練習メニューにするか、どのへんを目標にするかを決めないといけないですが、この日は立ち上がり重視ラインの再確認、ブレーキングポイント調整、1ヘアからアジアまでの2速で(これまでは2→3速にしてた)、というあたりを意識して練習してきました。

この日のアドバイザーは松田光市さんでした。いろいろな走り方アドバイスをいただく中で一つ印象的だったのが「S字の走り方」。松田さんが言うには、S字の左→右へ切り返すところを、アクセルをオフで曲がる人が多いんですよねー、あそこは開けて回らないといけないんです、と。トラクションをかけていかないと右に曲がってくれないんですよねー、教習所のスラロームと一緒なんですよ、あれってアクセル開けて回るじゃないですか。あんな感じで走るんです、とおっしゃってました。確かにスラロームはアクセル閉めてると回れなく無いけど回りが弱くて、開けて回った方がぐっと回ります。あんな感じだそうです。

自分自身振り返ると、左→右の途中の中立くらいまでは開けてますが、その後は閉めて走っていました。なるほどーじゃあ自分も早速やってみよう!と思って挑戦したのですが、まーそんな簡単にはいかないですね(笑) マシンが右に傾き始めるころにはもう右端のゼブラが近づいてきて、要するにブレーキかけないといけないんです。とてもとても開けて回れるような余裕がなくって。

で、走行後に松田さんに伺ったところ、「あーそうですよね、そうなりますよねー、もっとぐっと右に曲げてあげないとそうなっちゃいます」と。どうやら左→右がもっさりだともうブレーキをすぐかけないといけなくなってしまうため、もっとクイックに右に倒して、ブレーキングの余裕を持たせないといけないということかな?

で、さらに次の走行でそれを意識してみて、多少は右に倒れている最中まで開けられるようになったような気がします。でもこれが速さにつながってるとか、スラロームのようにぐっと回り込んでる感はいまいちまだ無くて(笑)、時々1ヘアを大回りしてしまうときもあって、もっと練習が必要ですね。

アドバイザーのブリーフィングは多少わずらわしいところもあるかもしれませんが、こういうことを教わったりできるので出来るだけ出るようにしています。松田さんは他に、先日のテイスト・オブ・ツクバ SATSUKIでの加賀山就臣選手とのトップ争いの様子を教えていただきました。加賀山選手でもご自身でも、コーナーリングのボトムスピードは同じか、むしろ加賀山選手のほうが遅いくらいだと言ってましたね。ただしそこまでのアプローチや、立ち上がりがとても上手なんだそうです。つくづく立ち上がり重視が重要だなと再確認。

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