DJI Osmo Nanoの「かなり良い小ささ」
DJIから新製品 Osmo Nano がついに登場しましたね。いやこれ、本当に良い。サイズが理想的すぎる。
最近、「ミニサイズ」のアクションカメラ市場が一気に熱くなってきました。DJI Osmo NanoとInsta360 GO Ultraの登場で、GoProサイズから、より小型・軽量サイズへの火蓋が切られた感じがあります。
バイク車載カメラとして理想形だなー
私はすでに DJI Osmo Action 4 を買ってしまったので、さすがにもう買えないですが……正直 Nanoのコンパクトさは素直に魅力的。
バイクに車載カメラを付けて走っていると分かるんですが、ハンドル周りにゴツいカメラを置きたくないんですよね。Insta360のGO Ultraも十分小さいと思ってましたが、Osmo Nanoはさらに上回る小ささ。しかも、DJI Actionシリーズと同じクイックリリース対応。こういうところも最高。
そしてミニサイズなのに映像性能も妥協なし。小さい故の機能制限もあるかなと思ったら、全然そんなことない。4K60P, 1/1.3インチセンサー、10 bitカラー、10m防水、となっています。手ぶれも強力そう。
個人的におーとなったのは純正アクセサリーとしてNDフィルターがあること。
NDフィルタって何??という方は検索してみてほしいのですが、シャッタースピードを落として“ヌルッとした”映像が撮れるため、印象的な絵作りができます。かつ屋外での白飛び防止にも有利。
外部マイクももちろんいけます。DJI Micと接続可能なので、Vlogにも難なく対応可。音が整うだけで動画の完成度は一気に上がります。
価格設定も驚きです。内蔵メモリ64GBで43,980円、128GBで48,730円と、Action買うよりだいぶ安い。
しかもmicroSD追加も可能なので、64GBモデルを買って512GBカードを足すのもアリ。
ここまで弱点なし。まーあえて弱点を挙げるならバッテリー設計ですかね。
カメラモジュール、母艦側、どちらも内蔵バッテリーとなっていて、Osmo Actionシリーズの四角バッテリーは使えません。ここは惜しい。特に母艦側は交換式だとだいぶ良かったと思いますが、コンパクトさ優先の設計思想なんでしょう。
しかしそれを加味しても、この小ささは正義。
ハンドル回りはもちろん、リアマウントもこの大きさなら楽に乗れそう。リアビューにどかっと大きいカメラが付いてると、バイクの乗り降りの際に足で蹴っちゃうんですよね(笑) だから小さいのがまじで助かる。小ささは正義。もう一度言います。
万が一の本体の落下を考えると、ストラップ穴でもどこかあると助かるんですが、残念ながらそこまではありません。しかしOsmo Nano 保護ケースが純正アクセサリーで利用可。このケースにタイラップや細めのワイヤー等でワイヤリング出来そうです。
完全にInsta360 GO Ultraの“ど直球ライバル”ですね。スペック、価格、用途どれを取っても張り合ってる「ど競合」な2機種。Insta360社とDJIという中華系企業の争いはさらにヒートアップしていきますね☆