レーシングスーツの納期

転倒や経年劣化、はたまた自身の加齢とともに変形するボディ(なんとかしたい!)にフィットさせるため、レーシングスーツのメンテナンスをした経験のある方も多いと思います。古いのを練習用として、いっそ新調する場合もあるでしょう。そんなときの納期について。

明確な数は把握していませんが、サーキットを走る総人口っておそらく90年あたりをピークに減り続けてると思うんですが、要するに新調や補修する絶対数はかなり減ってると思うんですが、新調や補修ってなかなか時間がかかります。経験上最短でも4週間程度。

私はクシタニを使ってるので、クシタニのお店で預けて、そこからクシタニの工場へ運ばれ、補修の順番待ち。場合によってはこの補修は工場A、ペイントは工場Bとかいう場合もあり、たらい回しになって、3ヶ月かかって戻ってくるとかいういのもあります。工場と店舗が分かれてるクシタニは比較的時間がかかります。

あと時間がかかることで有名なのはHYOD(ヒョードー)。ここも数ヶ月単位でかかります。特にレーシングスーツ新調は結構待ちが発生しているようで、出来上がるまでに6ヶ月くらいかかるとのこと。なので今シーズン向けというより来シーズン向けくらいに考えておくのがいいかもです。

これに対して比較的小規模で展開しているレーシングスーツ店、例えばステージレザーやPRIDE1は比較的早く上がるようです(あくまで私の知り得る範囲ですが)。特にPRIDE1は筑波やもてぎで行われるレースにほぼ毎回出店しているので、緊急でなにか補修が必要なときでも対応してくれます。私も以前グローブで一部破れているところがあって装備品チェックが通らなかった時があったんですが、会場で直してもらい無事パスしたこともあります(PRIDE1製品以外も対応してくれます)。

さて、そんな中、皆さんはどういう基準で、どのメーカーを選んでいるか??というのが気になりますね。(私だけ?) 選ぶ基準はだいたいこんな感じ?

  • ブランド
  • デザイン
  • フィット感
  • 納期
  • 価格
  • エアバッグ付けられるか?

ちなみに先日筑波で行われた全日本J-GP3選手では、クシタニ、ステージ、ヒョードーあたりが多かったです。

ツナギはとにかく体に密着するので、可能な限り「フルオーダー」が望ましいです。自分もいろんな服ありますが、こんなに密着する服ってツナギくらい。さらにプロテクターを入れて、かつ窮屈な格好で乗るので、とにかくフィット感がかなり重要。

あと価格ももちろん。

そして最近多いのが「エアバッグを付けられるか?」 これは着るタイプのではなく、エアバッグ内蔵のツナギという意味合いです。

私は着るタイプのですが、いちいちめんどくさいというのと、あと空力的にもかなりロスになってるそうです。私は、、、そんなロスを気にするほどのタイムではないですが(笑)、上に上がれば上がるほど気になってくるとのこと。最近は各社エアバッグ内蔵が可能になってきました。

あとレースを出る方にはMFJ公認がキーとなってきますが、これには有効期限があるので注意。私のスーツは2026年で期限切れるので、レースやるんだったらあと4年で買い換え必要。↓MFJホームページより

ちなみに納期ですが、バイクに乗らない時期は混み合うとのこと。つまり夏冬は補修依頼が多いそうです。補修はサーキット走行に快適な春秋が狙い目?? でもその時期に乗りたいんですけどね~

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