最新アクションカムをなにか買おうと思ってやっぱいったん延期した話

いつも使ってるパナソニックのアクションカム HX-A100、もうかれこれ7年くらい使ってて、そもそも10年くらい前に発売されたものだし、そろそろ最新のカメラに変えたいなーと思っていろいろ物色してるんですが、これがなにかぐっとくる機種にいまだ巡り会えてない状態。

車載動画なのでまー写ってるのそれなりに分かればいいというレベルなんですが、HX-A100のなんともいまいちなのが音声。すっごく音痩せして迫力がまったく感じられない貧相な音になってしまいます。その分風切り音は全く感じられないんですけどね。このへんは「どちらかを立てるとどちらかが立たない」という典型かもしれませんが、にしても痩せすぎだろと。

こんな不満がありつつもHX-A100を使い続ける理由、それは「カメラ部が小さい」これに限ります。上の写真のようにカメラ部と本体が別構成となっているので、本体はタンク上に固定し、カメラ部だけハンドル回りにつければいいんです。「逃走中」のハンターが付けてる、あんなかんじでハンドル回りが非常にコンパクトになります。

でもパナソニックはすでにアクションカムから撤退してしまい、一方でGoProとそのもどきが圧巻しているため、なかなか「GoProスタイル」以外のものが発売されてません。

それでもここ2年くらいはGoProスタイル以外のカメラも出始めてきてて(Insta360 GO 2とかDJI Action2とか)、ちょくちょくチェックしてますが、カメラ部別体ではなく「本体からしてコンパクト」という路線になっているため、バッテリーもものすごく小さくて、1時間連続撮影とかは出来ないとか、給電しながら撮影出来ないとか、充電はドックにセットしてとか、とか、なにかと制限が多くて。

そんななか、お~これは!というのを見つけました。これ。Feiyu Pocket 2S

待望?のカメラ部別体型。本体も小さそう。それにこれはアクションカムでもジンバルタイプなので、MotoGPのリアから撮る車載カメラのように傾かずに撮影出来るという優れもの! 45,000円というのはうーんちょっと高いけど、もうこれしかないんじゃないか??と思ってお店に行ってきました。

で、買うぞという勢いで行ったんですが、結局買わずに帰ってきました。

やっぱカメラ部が大きいんですよ。縦に。高さが結構ある。HX-A100は26mm, Feiyu Pocket 2Sは52mm、ちょうど倍の高さ。

ジンバル型にしているために縦横に動かないといけなくて、そのぶんの可動パーツが付いてます。「これで撮るとめっちゃ綺麗に撮れるんだろうなー」「MotoGPみたいない傾かない映像になるんだろうなー」と期待は膨らむものの、一方で「縦に長いなあ、視界遮るなあ」「(バイクの振動で)ジンバル機構が壊れそうだなー」とかいうのも考え始めてしまい、45,000円出して失敗するとさすがに痛いと思いとどまってしまいました。

なかなか難しいですねぇ。

あとちょっと別業界のドラレコの話ですが、最近では通信機能付きというのが一般的になってきて、要するに「撮ったその場からクラウドへアップロード」してくれるわけです。万が一大事故になってドラレコが壊れてしまっても、すでにアップロードされた映像から何が起こったかを追跡できるというもの。例えばパイオニアのNP1

通信機能がアクションカムにも搭載されるとめっちゃ楽! ちょっとした手間なんですが、バイクに搭載されてるカメラって割と「なんとかつけてる」ところがあるので、バッテリー交換とかSDカード取り出しとかなかなかやりづらかったりします。なのでSDカードレス、eSIMで撮ったその場からガンガンアップロードしてくれると編集もめっちゃ楽。

そのへんをM5Stackで自作できないかといろいろ調べた時期もありました。M5Stack向けのカメラとか、同類の部類で言えばソニーのSpresense(Arduino互換デバイス)からもカメラモジュールが出てたりするんですが、写真がメインで、動画はおまけで取れますくらいの画質。ダメだ。

うーん、まだしばらくカメラ探しは続きそうです。

自ら人柱としてFeiyu Pocket 2S買って見るか??

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