APEエンジンがよく壊れる
DE耐マシンのことです。先日もてぎで練習走行をしていたのですが、またエンジンブロー。覚えている限り、ここ数年は毎年1回のペースでブローしているような。その都度対策を練ってはいるのですが、毎回違った要因でブローしているようで、さすがに壊れすぎだろ、と。
ま、もともとは街乗り用の空冷エンジンに対し、ボアアップ、ハイカム、ビックキャブ、マフラー交換、などなど出来ることはほとんどやって、かつ13000回転近くまで回して7時間とか3.5時間とか走るんだから、まあそれは壊れるよな、って理屈ですが、しかし壊れすぎだなあ。お金も持たないし、気力も萎える。
で、試しに「エイプ エンジン ブロー」とかでぐぐると結構な数のサイトがひっかかって来ます。あーみんな苦労してるんだなーと。もちろん皆さんがレースに向けてのブローではないと思いますが、逆に考えると一般走行していてもブローする人もそれなりにいらっしゃるのかと。
どうしたもんかなー。今後どこまでDE耐にかけるか。いっそGROM等新しいバイクにしたほうがいいのか。そもそも論100ccクラスでは限界があるのか。
考え方を変えて、250ccでもて耐に出るとかいうのもありかも。端から7時間は狙わず3.5時間を狙って、わいわい楽しくやるのもいいかなーとも思い始めてきました。250ccもやり始めたら100ccとはお金のかかり方が違いますので、、、スピードは狙わず、なんか楽しく、長く続けられるレースってどれなんだ??と悩み中。
今回のエンジンブローはさすがにへこんだ。しかしAPEも身を挺して?いろいろ思い直すきっかけをくれたのかも。
まだ修理見積もり中ですが、プラグ穴から覗くとなにやら鉄くずが。。。ほんと萎える。ヘッドまわりはぱっと見大きな損傷なさそうだったのですが、そのぶん中がぐちゃぐちゃなんだろうな。ちなみにプラグは先端の点火部が無くなってました。。。
元も子もないことを書いてしまいますが、チューニング作業ってかけた時間の割に得られる結果の幅が少ないというか、こつこつと地味な作業というか。自分はIT業なのですが、(一般的に)ITってかけた時間の割に得られる結果が大きい業界なんだなーと。こういう短期間サイクルに慣れてしまっている自分はいろんな物事をこの次元で考えてしまい、バイクのチューニング作業はある意味そんな考えに「世の中そんなことばっかじゃないよ」「じっくり時間をかけて得られるものもあるんだよ」ということを思い出させてくれます。
しかし、どういう見方をしても、エンジンブローはやっぱ萎える。