電動二輪車用交換式バッテリーコンソーシアム
少し前にニュースになっていた本件。https://www.honda.co.jp/news/2019/2190404.html
新しい業界だけに、放っておくとバッテリー、モーター、充電等の規格が乱立して、既存4社の脅威になる前にコンソーシアムを作りましょう、というものです。私もとても興味のある範囲。本件はバッテリーに関するコンソーシアムだそうです。いずれモーターも規格化されるのかな。
電動バイクって結構前から言われていていますが、主にビジネス面、カジュアルユースがメインだったと思いますが、ここ数年でハーレーのコンセプトカーが市販化方向だとか、SUPERNEXというスーパースポーツを発表したKYMCOがNoodoe EV OSというOSを発表したりとか、なにかと賑わってきました。
いよいよサーキットや峠道で電動バイクを見かける日が近いかも。エキゾーストノートはやっぱり捨てがたいですが、新しいテクノロジーにもやっぱ興味ありますね。
で、だいたいどのEVバイク(特にレーサー型)で第一に言われることが「このモデルは0-400mが○秒」とか「最高時速○キロ」とかいうことが多いと思います。つまり裏を返すと電動バイクは遅いということ。まずこれを打開したいのでこのへんの宣伝文句がトップに来ているんでしょうね(あと連続航行キロも話題になりますが、レーサーだとここはそれほど優先度高くないかも)。
さて、筑波サーキットでは2015年に丸山浩さんが韋駄天ZEROというモデルで走っています。しかしこれ以降あまり聞かないですね。(すみません、もしかしたら他にもあるのかもしれませんが、私はまだ聞いたことないなと思って)。で、先日筑波サーキットのオフィシャルの方に、無邪気に電動バイクでの走行について聞いてみたところ、「電動バイクはまだスポーツ走行できませんね」とのこと。やっぱガソリンエンジンとの速度差がありすぎるということでした。今後の技術革新でこのへんの事情も変わるんでしょうが、筑波で電動バイクが普通に走行出来るようになるのはもうちょっとかかるようです。まーやっぱ国産4社から電動スーパースポーツが出て来始める時期がいつか分かりませんが、国産4社モデルがないまま電動バイク走行OKとするのも難しいのかなと邪推もしています。
走行出来るようになったら一度乗ってみたいですね。どう違うんだろう。興味のある領域です。