ロッシのリアビューの鏡のナゾ

最終更新日

今日は筑波TT in April、天気もよくレース日和ですね。どんな結果になるのか、NMクラスはどういうタイム域になるのか楽しみです!

さて去年あたりからですかね。ロッシのリアビューには鏡があって、すぐ後ろを走るバイクの様子がよく分かるようになっています。コーナーの入り口で近づいてきて、そして立ち上がりでまた離れる、みたいなのがよく分かります。かつ、鏡という結構アナログな取り組みなので、一般の方でも真似出来そうな感じに見えるのですが、、、カメラが映ってないんですよ。

普通、鏡の前にカメラを置いてリアビューを撮れば、鏡にはカメラがどーんと映り込み、なんのための鏡なんだよってなるのですが、これには一切映ってないです。こんな感じで。公式ツイッターより。


これってどうやってるんだろうなー、もしかしてすんごく小さいカメラがあるのかなとか、最近の360カムなんかでもうまいこと自身のカメラが映らないようになってるから、それの応用なのか、にしてもあまりに自然すぎるなあと。

で、また公式ツイッターの別の動画、先日のアメリカズのゴール直後のですね。これを見ると鏡がないんですよ。放送でも時々リアビューが映り、それには鏡は映ってましたから、鏡があるはずなんだけど、この動画には鏡がありません。

公式ツイッターはこちら


ん? と思って,改めて最初の動画を見てみると、どうやら合成のようです。つまり鏡は実在しないで、映像上で合成しているようです。このショットだとよく分かりませんが、動画でこれをよく見るとロッシのツナギが鏡の周り(エッジっていうんですかね)に透けて映っています。確かにそう思って見ると、鏡のエッジや土台は合成っぽく処理されていますよね。

ということは、リアビューカメラが、最近のドライブレコーダーのように前後にカメラが付いていて、前カメラでロッシを、後カメラで後続を撮っていて、その後続カメラを鏡のように処理しているんじゃないかと思います(たぶん)。要するに2カメを同時に映しているだけ。

であれば、カメラ自身が映り込むこともないはず。なるほどー。しかし2カメもワイプで右上等に見せるのでは無くて、こういうふうに見せ方次第でぐんと臨場感のある映像に見えるんだなーと改めて関心。工夫次第なんだなー。

(なおこれはあくまで私の想像なので、実際の仕組みはもしかしたら違うかもしれませんので)

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

コメントする