筑波2000コース上から

先日、朝早めに到着できたので、久々に筑波2000のコースを歩いてみました。走行前(7時半ごろまで?)または走行後(5時以降とか)だとコースを歩けます。オフィシャルの方がいれば一言断って(朝早くだとオフィシャルもいないので、そのときは特に断り無く)、コース上を歩けます。

コース上を歩く目的ですが、普段走っているコースを単に歩いてみたいというものもあるし、普段の走行では速すぎてよく分からなかった路面状況がよく分かるので、もし朝早く着きすぎたとかいうときにはオススメです。ただ、路面状況がよく分かったからといって急に速くなることはないので(笑)、ただし安心材料やライン取りの参考には十分役に立つと思います。


まずホームストレートから1コーナー。筑波で唯一?直立状態からブレーキングできるコーナー。路面の色が変わる部分があるのですが、これがブレーキングポイントの目印。これを過ぎてからブレーキングするようにしていますが、追い風の時や、ST600の速い方だとこれのちょっと手前とかだそうです(車速が乗っているため)。


1コーナーのクリッピングあたり。路面の状況が写真で伝わりますかね? 結構「筋状の傷」が入っていて、つまりこのへんでコケて滑ってるという証。


1コーナー出口からS字に向けて。1コーナーも比較的カントは付いていて、出口あたりで急に無くなります。


S字の左側のクリップから1ヘアあたりの一枚。写真だとよく分からないのですが、実際は結構カントが付いていてそうとううねってます。このうねりをうまく使ってコーナーリング+ブレーキングだそうですが、まだうまく使えていないなーと思う今日この頃。


1ヘア入り口あたり。これも写真で伝わってるかどうか分かりませんが、写真真ん中あたり(1ヘアイン側)から写真右端(1ヘアアウト側)にかけて路面が上がっていると思いますが、要はこれだけカントが付いているということです。実際に歩いてみるとすり鉢のように見えて、なんだかコケる気がしない(笑) でも調子に乗ると間違いなくコケるので過信は禁物。


アジア進入を望む一枚。ここも路面が変わるポイントがありますが、ここがブレーキングや右への倒し込み目印となります。先日の走行修正で、最近はここの手前で左側めいっぱい寄ってから倒し込みしてブレーキングという流れ。


アジアコーナー。ここも右、左ともわずかにカントが付いています。ただ問題はその次の写真。


カントが付いているのは左コーナーのインから中間あたりまでで、外側はフラット(むしろわずかに逆バンク?)です。立ち上がりは外側に膨らんでいくと思いますが、慎重に立ち上がらないとスリップダウンやハイサイドを食らいます。そして2ヘアまでは若干下り坂。


2ヘア入り口。ここも路面にスジがあり、これがブレーキングの目印。これを越えてからすぐとか、速い方だとこれを越えて左めいっぱい付いてからブレーキングする方も。


そして2ヘア。ここも結構カント付いています。


2ヘアのクリッピングポイントは、このゼブラパターンが変わるあたり。


その後立ち上がるにかけて、ちょうど写真では陰がある手前でカントが無くなります。なのでクリップ付いてからきちっとバイクを立てて立ち上がる必要あり(2年前ここでハイサイド食らいました)。


バックストレート。休息区間。ぐんぐんスピードを上げていきます。ちなみに写真は取り忘れたのですが、この外側に人が歩く用の細い通路があります。茶耐で2ヘアでバイクこかしてしまった場合、押してピットまで戻ることができますが、この通路を通っていくことで安全に戻れます(相当距離はあるけど)。


最終コーナー進入。人によっても違いますが、100m看板がブレーキング目印。まずはここまで全開で行けるように練習し、最近は慣れてきて、100mを越えてから右にバンクさせてブレーキングするようにしています。1000ccなどの速いバイクだと100m手前からブレーキングですかね。ちなみに手前に見える路面スジは計測用の磁気センサー。


最終コーナー。ここも走ってると気づきませんが、少しカント付いています。いったんクリップについた後コース幅の中央くらいまで膨らみます。


そしてゼブラ切れ目めがけてクリップ付いて、立ち上がっていきます。


最終コーナーの外側を望んだ一枚。こちらただの荒れ地です(笑)できれば一生お世話になりたくはないですねぇ。。もちろんみなさんそう思ってるとは思いますが。このへんはできればセーフティゾーン(数mアスファルトを敷くとか)を作って欲しいなあ。

というわけで、1周2kmなので普通に歩いても20-30分で回れます。路面やカント状況を知ると少しは安心材料になるはず!オススメです。

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