筑波サーキットで転倒して通院/入院したら・・・
1年以上前になりますが、ハイサイドで転倒した際に病院にかかりました。結果、骨折も無く、打ち身で湿布を処方してもらっておしまいでしたが、いちおそれでもスポーツ安全保険から傷害保険金が下りました。ちょっとややこしい手続きだったので、自分の備忘録も兼ねて書きたいと思います(まあ、そもそもこれのお世話にならないようにしたいですけどね)
筑波サーキットではライセンス取得/更新時に、スポーツ安全保険というのに強制的に入る必要があります。この保険はスポーツ安全協会によって運営されているもので、「スポーツ安全保険」というだけあって、サーキット転倒時だけではなく一般的なスポーツ時の怪我を保障するものです。
で、そこから傷害保険金が出るわけですが、そのときのメモを。
- 保険給付は筑波サーキットから出るのではなく、スポーツ安全協会から出ます。基本的にやりとりはスポーツ安全協会と行うことになります
- ただしその給付には筑波サーキットの承認(ていうんですかね)が必要で、ここで筑波サーキットとのやりとりが必要です。よく「転倒したら医務室へ」と言っていますが、この事実がないと筑波サーキットから承認が下りないためです。
- 保険給付金は、通院/入院でかかったすべてがカバーされるわけではありません。年齢によって分かれていて、私の場合は通院で1日1,500円、入院で4,000円となります。ちなみに死亡だと2,000万円(もちろんお世話になりたくないですが)
- 保険給付金の詳細は筑波サーキットのページにて
それで、以下がおおまかな手順です
- 転倒当日に医務室に行く
- その日、もしくは後日に筑波サーキットに問い合わせ、病院にかかったので保険金の申請をしたい旨を伝える(なお医務室の先生や看護師に「保険申請したい」といっても「なんですかそれ?」という感じで全然話が通じませんので、必ず筑波サーキットの職員へ問い合わせる)
- 後日筑波サーキットから書類が届き、今後の手続きについて書いた書類が届く。さらに返送用の封筒も届く
- さらに後日、スポーツ安全協会から保険金申請の書類が届く。ここにまた事故の状況、怪我の状況、保険金振込先などを記載し、これをスポーツ安全協会に送付するのではなく、上で届いた返送用封筒を使って筑波サーキットへ返送する
- (このあと筑波サーキットで証明印を押印した上で、スポーツ安全協会へ保険金の申請が行われる)
- さらに後日、スポーツ安全協会(私の場合は東京海上日動火災保険株式会社)から入金案内がくる
というかんじなので、支払いまでしばらく時間がかかります。私の場合は手続きをのろのろやってしまって、東京海上から「手続きが途中だと思うんだけど、最後まで手続きしましたか?」というような案内が届いて、さらにやりとりして、晴れて保険金の給付となりました。
サーキットによってはもっと簡単に給付を受けられる場合もあるかもしれませんが、以上これが筑波サーキットでの手続きの流れです。ま、とにかく、これにお世話になるようなことはもうしたくないですけど!