レースとは「準備8割、本番2割」
いよいよ今週末となりましたが、天気は今のところ問題なさそう。梅雨時期の天気予報なのであんまり当てにはできませんが、このまま行って欲しい!
というわけで、6年ぶりの筑波TTまであと残すところ4日となりました。自分も確実に6歳年を取っているので、、、とにかく無理のない範囲で楽しみたいと思っています。
人それぞれいろんなレースの楽しみ方があると思いますが、テリーは基本的に「なるべく経済的にレースを楽しみたい」と思ってます。なので基本的にマシンはノーマル。マフラーもステップもいけるところまではノーマルでいきたいと思っています。
ノーマルで乗っているうちは、それほどチューニングにシビアにならなくてもいいと思っています。それでもレースに出ようと思うと、いろんなことをする必要があって、ざっと思いつくだけでも
- ワイヤリング
- アンダーカウル取り付け
- 保安部品、スタンド、二人乗り用ステップ撤去
- ガソリンキャッチタンク取り付け
- オイル交換、レース用クーラント交換、タイヤ交換
- ゼッケン取り付け
などなど。専用品ではなく汎用品で代用する場合は、さらに取り付け位置の調整や加工が必要になってきて、これが結構大変。
さらに加えて、レース当日の備品も確保する必要があります。これも思いつくところで
- 工具やパーツ類
- ストップウォッチ、サインボード
- 発電機、ウォーマー
- テントやテーブル類
- レーシングスタンド、ラダー、トランポ
- 着替え、タオル
などなど。
で、さらにマシンセッティングを出すためにとか、状態を確認するためにサーキット走行ももちろん行いますし、そんなにまめにサーキットに行く時間もお金もないので、「レースまであと2ヶ月なので、3回行こう」とか決めますが、天候が悪かったりとか、予定外の用事が入ったりして、なかなか予定どおりには進みません。(今回は予定外の「転倒」があって、大きく予定が崩れてしまいました。)
そしていよいよレース当日、というわけです。筑波TTはクラス数が多いスプリントレースなので予選数周、決勝10周というもの。両方併せて通常の1枠分くらいしかありません。それに向けた準備のほうが圧倒的に時間がかかるのです。本番は一瞬です。スプリントなのでトラブルが発生しても直す時間は無いので、ある意味あきらめも早いです。
で、ここからは持論なのですが、レースって見方によっては通常の業務でいる「1プロジェクト」だと思っています。段取りを考えて、必要リソースを考え、そして本番に挑む。本番に向けてどういうスケジュールで、どこまでの完成度合いで行くかを決めなければならず、これって仕事と一緒なんですよね。なので(繰り返しますが、持論ですが)こういうのをいくつも経験すると、それが通常の業務に活かせると思っていて、これもレースを続けたいという理由の一つです。
もちろんレース本番を楽しみたいというのもありますよ!
今回は6年ぶりというのもあるので、まずは完走が目標。(とか言いつつ、20位くらいまでに入れ るといいなあ。)