筑波9,10枠目

雨予報だったのが曇りに変わり、台数も比較的少なめな平日走行を行ってきましたが、なんと転倒してしまいました。サーキット走行なので転倒はつきものと覚悟はありましたが、予想より早かったなあ。以下、その経過。

前回走行時にあった「ペースを上げると車体が前後にゆれる」件を解消すべく、トクさんにコメントいただいた対処方法を行ったところ、症状が大幅に改善。ペースアップ時にS字で車体が前後に揺れていたのがほとんど無くなったうえ、リアの安定性がさらに上がった感覚がしました。例えば最終コーナー立ち上がりで、リアの軸とか芯が増したというか、極端な表現ですがリアタイヤがレールの上を走っているような感じにもなり、「これがリアが突っぱねずに、入る」という事なのかなあと。「トクさん、ありがとう!」と思いながら1本目走行終了。

この時点で8秒台前半まで入りましたが、まだまだ余裕がありました。前回の対処で実質的に重心が後ろに行っているはずなのですが、イン付きも鋭く、コーナーリングに割と余裕があったんですね。コーナーのバンク角や速度をそれほど上げなくても、進入と立ち上がりをもう少し詰められたので、2本目ではそれを中心に行ってみました。バンク角の参考までにテリーのStreet Triple Rはノーマルステップのままですが、ステップ本体は擦らない状態(ステップの先に載せたつま先は擦るときあり)。

例えば、最終コーナー進入では100m看板を完全に過ぎてからブレーキングしたり、1コーナー進入でも路面のスジを完全に越えてからブレーキングをする様にしました。それでもまだバイクがくるっと回っていき、「セッティングってすげーなー」などと感じながらペースアップ。7秒台に入ってきました。この時点でタイヤはロッソコルサ、1年3ヶ月くらい履いていて、走行3000kmちょっと、タイヤは残り3分目くらい。TT前には変えようと思っていました。

で、2本目も残り1,2周というところの2ヘア、前に集団がいたのでちょっとラインを変えて立ち上がろうかなーとアクセルを開け始めたら、リアの荷重がすこっと抜けてスライド。「えっ?? なんで??」という感覚が正直な感想でした。それほど攻めているポイントでもなく、これから立ち上がって最終進入と1コーナー進入でパスしようかなーと先のことを考えていたのもあったのか、予想外のスライドが発生し、「ダメだー、ハイサイドがくるーー」と思いながら、次の瞬間ハイサイドとなりました。

あと残り1,2周だったんですけど、それはもう後の祭り。幸い体は骨折も無く済みましたが、バイクは結構なダメージを食らいました。。。ちなみに筑波でコケたのはこれが2回目。1回目の転倒時に「今後出来るだけ転倒は避けよう」と思っていましたが、思っていてもコケるときはコケるし、幸い体に大きな影響が無かったのが救いです。しかし後味はよくないですね。この転倒を無駄に終わらせないようにしないと。

バイクのダメージについてはまた改めて書きます。筑波TTまであと3週間。果たして修理は間に合うのか? 修理は間に合っても心は耐えられるのか!?

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