カーナビでYouTubeを再生し、かつ後部座席にも出力する方法
家族サービス中、私は基本運転者なので画面は見られませんが、同乗の家族向け、特に子供向け策としてYouTube再生をやってて、これについて書きます。車内の暇つぶしにYouTubeを再生させる方法について、です。
車はステップワゴンRP型(RP1)、カーナビはVXM-187VFNi(三菱製)。最近の多くのカーナビはこういう機能付いてると思うので、他の車、他社カーナビでも参考にしてください(出来ないものもあると思いますが)。YouTube再生にはFire TV Stickを使います。他ChromecastやiPhoneのHDMI接続でもたぶん問題なく出来ます。ネット回線はスマホテザリングとかモバイルルーターです。
まずFire TV Stickの映像入力。ホンダの場合はカーナビがホンダアクセス社のディーラーオプションとなっていて、かつ下の「HDMI接続対応」というオプションを追加します。これだけで確か2万円くらいしたような気がしますが、これをやるとフロントパネルにHDMIコネクタが追加されます。これで映像入力の準備は完了。
私はここにAmazon Fire TV Stickを付けてYouTubeを再生しています。ギガ消費を少なくするため画質は480pを選んでます。Fire TV StickはUSBで電源が取れるので、そのへんから引き回します。私は追加のディーラーオプションでUSB端子も付けて、ここから取っています。
Fire TV Stick付ける前はこんな感じ。このHDMIのところにお好きなデバイスをつないで、必要であれば横のUSBから電源取ったり、YouTube見ないときはスマホ充電したりしてます。シガーソケットはリアモニターの電源用となってます。これもほんとはどこか目立たないところにやってもいいんですが、いつかやろうと思ってもう4年くらいこのまま(笑)
やってないですが、おそらくiPhone/iPadのHDMIアダプターを使えばこれも見えるはず。
で、次はこれを後部座席に出力する方法。これもホンダアクセスの下図のようなオプションを入れるのが一般的なんでしょうが、個人的にこれがどうも好きになれず。
子供からするとかなり首を上に向けないといけないよなーと思って。3列目だったらまだしも2列目乗車だとかなり見にくいのではというのと、あと単純に高い(機器だけで10万円くらいする+取り付けにプラス数万円?)というのと。
そうじゃなくてこんな感じでシート画面にしたいんです。こちらはカロッツェリアのページですが、うちもカロッツェリアのシートに付けるモニターを購入しました。そのためのHDMI出力を出す方法について。
ネットでいろいろ調べてみると、VXM-187VFNiにはHDMI出力端子があるという情報にあたり、これで対応しています。端子は見慣れたHDMI(Aタイプ)とはちょっと異なり、HDMI(Eタイプ)というコネクタ。HDMI(Eタイプ)というのは「カチッ」となって抜けにくくなるタイプのことだそうです。LANケーブルのツメみたいなイメージ。
まずHDMIのEタイプとAタイプの一般的な変換コネクタを購入します。または、最初からナビ向けに作られているこういう製品を購入します。
この場合はフロントパネルに専用のコネクタは追加されないので(ディーラーに言えばやってくれるのかな?)、私はグローブボックスの端にぺろっとだしてます。あとはこれを後部座席までHDMI延長ケーブルで延長して適当に引き回し(シートの脇とかフロアマットの下とか這わせて)、電源も適当にとって(私はフロントシガーソケットから持ってきました)、運転席シートに取り付けるタイプのモニタへ入れています。
これでフロントもリアもYouTube見られるようになります!
これで結構長距離走ったりしていまして、当初は走りながらだと通信安定しないかなーなどと思ってましたが意外と持ってくれます。トンネル入るとダメだけど。ちなみにHDCPコンテンツ(Netflixとか)は試してませんが、後付けモニター自身やケーブルがHDCPに対応していれば映るのではと思います。
なおこの状態で地図やバックにすると、フロントだけ地図やバックモニターとなり、リアは引き続き外部入力やDVD再生が継続されます。
あとVXM-187VFNiはCarPlayにも対応しているので、画面はiPadで見ながら、音はカーオーディオから出すというのも可。音はだいぶ遅延しますけど、手軽に地上波ドラマを車内で見たい場合は意外とこれが手っ取り早い(ハードディスクレコーダーの「持ち出し機能」を使う)。助手席の人はiPadで見て、後部座席の人はモニターで見るという具合。