GoPro HERO11 Black Miniインプレ(バイク車載向けなカメラと思います)
10年ぶりに車載カメラを購入☆
ずっと前から変えたい変えたいとは思ったものの、なかなか「これ!」と言ったものに出会えずここまで来たわけですが、ついに買い換えました。GoPro HERO11 Black Mini(名前長い)というもの。
Miniというだけあって、通常のGoProより小さいです。
ハンドル回りをごちゃごちゃさせたくないというのと、そもそも大きいと邪魔だというのもあって、これまでPanasonic HX-A100という、あの逃走中で「ハンター視線」映像で出てくるあれを長年使ってました。あれ、カメラ部だけで済むのでとにかく小さい! 邪魔にならない!
しかしいかんせん古い、音割れが激しい、今時64GBカード使えない、などなど、不満は多かったわけです。
しかしGoProはちょっと大きいんですよね。理想で言えばあの半分くらいの大きさが理想。縦に長くなってもいいんだけど、と100%バイカー目線のコメントになりますが、とにかく小さいのが欲しかったんです。
で、実は去年ちょっと買ってみたものがあって。ジンバルで有名なFeiyuTechのPocket 3というもの。ジンバルをそのまま小さくしてカメラを搭載しいました☆ しかも小さい! とあってこれに飛びついてしまったのですが、ここで書いたようにこれはあくまでジンバルの延長、しょっちゅう「センタリング」という操作をしないと、カメラ部があっちの方向を向いてしまうんですね。なので車載カメラとしては全く役立たず。
で、ふとネット見てたらGoProのMiniってのがあるなーと。お~これだ! と即決し購入してみました。
サイズ感はこんな感じ。Miniは52.4mm、そして普通のGoProは71.8mmということで幅が約2cm細いです。イメージとしてはGoProの縦に合わせて正方形になったイメージ。その代わり映像を確認出来るスクリーンはありません。
ちなみについ最近出た新しいGoProでHEROというものがあって、普通のGoProまで要らなくて、という方向けの廉価版(34,800円)。フロントスクリーンはないけど幅は1cmちょっと細くなってます。今買うならこれでもありかとは思うんですが、4K30fps, 1080pも30fpsまで。2.7Kにすると60fpsまでいきますが、せめて1080pでも60pあればなあとは思います。
しかし背面にスクリーンが付いてるのはかなりメリットあり。HEROも捨てがたい。
後日追記
やっぱGoPro HERO(廉価版のやつ)はないですね。GoProの強力なHyperSmoothという手ぶれ補正が本体では行えず、スマホに転送してQuikというアプリで行うことで補正されるとのこと。しかし数GBの動画ファイルをいちいちスマホへ転送して補正かけて、とかいう運用はまず成り立たないです。安いのですが、安い理由があります、ということでした。
で、話を戻して、肝心の品質ですが、まーやっぱいいですね、10年新しいといろいろ良い! HX-A100だけを見てたら「まー古いけどまだ行けるかな」なんて思ってましたが、GoPro Miniのを見るともう全然別物。
特筆すべきは音声。HX-A100のは音がもうダメダメで。音痩せや風切り音もすごいし、音割れもしてるし。もう全然ダメだったんですが、GoPro Miniはもう音痩せもなくしっかり中低音から取れてます。風切り音も皆無ですがこれはバイクの違い(カウルありなし)の影響も大きいと思うので、今度機会あったらネイキッドでどれほどの風切り音になるか試してみます。
これでGoPro Miniは売値3万円くらい。バッテリー交換出来ないとか、GoPro特有の「熱暴走」というのはありますが、バイク車載だと熱暴走はまず起こらないです(風が常に当たるから)。飛び石から守るために「水中ハウジング」を付けてる方もいらっしゃって、その場合はやっぱ熱で止まることがあるとのこと。
ちなみに熱暴走は、画角の違い(1080pか4Kか)よりも、fpsの違い(60fpsか30fpsか)が大きく影響してる模様。自宅で放置して撮影してみましたが、60fpsだと20-30分で熱により停止。しかし30fpsにすると1時間以上は持ちました。30fpsが一つの解ですが、いまさら30fpsで撮らないよなーと。ここはDJIに分があるようです