ちょっとDE耐出走
我々の作戦はライダー2名の1交代制。つまり1時間45分ほど走ってライダー交代し、次また1時間45分走るというもの。通常は2交代制以上が多いので、ここでタイムを稼ごうという作戦。
この日は残念ながら雨。しかも結構ちゃんとした雨。雨の中ツーリングで走るだけでもぶっちゃけて「イヤ」なんですが、それがレースで、かつ1時間45分も走らないといけないという作戦。いまこうやって書いているだけでも当時のつらさを思い出しますね。大変でした。
テリーは第二走者。久々に雨の中走りましたが、変な言い方ですが、割とグリップなあと(ちなみにちょっとDE耐はレインタイヤ仕様禁止なので、全車ドライタイヤです)。タイムはだいたい3分10秒台後半~20秒前半でラップを重ねていました。テリーが乗ったバイクはパワーが結構あって、雨の日の走行(コーナースピードを落として、立ち上がり重視)では有利に立つことができて、みるみるうちに順位を上げ、総合4位まで来ました。しかしその上の3台がとてもつもなく速くて、ラップタイムでおよそ15秒くらい速いんです。どうやったらそんなに速く走れるのか不思議なんですが、自分ももっとコーナースピードを上げられそうな気もするんですが、こけたら意味無いし、このへんは雨の日の走行経験がものを言うんでしょうね。
実はそれよりも疲労感がとても強く、、、(1時間45分交代なので当たり前ですが)かつ雨による視界の悪さにもう気力負けしてしまいそう。早く終わらないかなーとか思っていたら、アクセルの感じが変になり、????と思っていたらそのままストップ。あとチェッカーまで25分というところでレッカー回収となりました。
ピットに戻ったら、アクセルのグリップ側の部品が割れてしまい、(すみません、写真無いので分かりにくいですね)ワイヤーが外れてしまっていました。応急処置で直して再びコースインしましたが、総合順位は15位。まー耐久レースってこんなもんですね。
しかし雨も幸いしてか、このトラブルがなければ結構いい順位で終われていました。あと作戦もプラスでした(DE耐は作戦が結構効いてくるので楽しいですよ)。一方、さらに上位に食い込むにはだいぶ大きい壁があることも。さてこの壁をどうやって乗り越えるか。来年は筑波TTの壁も含めていろいろ乗り越えなきゃですね。