タイムと筋肉痛 その2

先日、ツインリンクもてぎで行われた「ちょっとDE耐」というレースに参加しました。DE耐というレースもあって、これは7時間耐久ですが、ちょっとDE耐は3時間半というもの。しかし「ちょっと」という割には3時間半も走るので全然ちょっと感がしないレースです。

乗車したのはNSF100というミニモトレーサー。小さいですが一応レーサーなので、コーナーリングがAPEなどに比べてがっちり安定していて楽しいです。

4人体制で挑戦したので一人45分ほどの走行でした。もてぎのような広いサーキットだと100ccの小さいバイクではブレーキをがつんとかけるということがほとんどありません。「ブレーキGを背中で支える」というのがほとんどないので、結果的に背中はほとんど筋肉痛になりません。(タイムやペースが上がっても同じ)

一方、足は結構筋肉痛(というか、疲労?)が残ります。NSF100に乗ったことがある方なら分かると思いますが、まあこれが小さくて、足の付け根や膝がすごく深く曲がっていて窮屈です。要はウサギ跳びみたいな感覚で体重自動しつつ乗っている感じ。30分も乗れば、ももと股関節のあたり、そしてふくらはぎがパンパン。走行を終えてバイクを降りて歩くともう自分の足じゃないみたいにヨロヨロして、見た目に情けない感じです。

あともう一つ特徴的なのが、ミニモトならではですが、腰と首がとってもつらいです。小排気量は非力なので基本常に伏せてる(=腰にくる)、かつマシンが小さいので首を相当上に上げないと前が見えない(=首が痛い)という状態。通常生活であり得ない格好をしばらくキープするので、普段痛くならないところが痛み、かつこれを数日引きずります。これは筋トレとかでなんとかなるというものではなく、ミニモトだと付きものの悩みなのでこうなることは分かっていましたが、でもレースは楽しいからついまた乗っちゃいます。

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