Synology 716+IIから725+へアップグレード☆
もう10年近く運用した自宅NAS Synology 716+IIを725+へアップグレードしました☆
Synology 716+IIでもまあ大きな課題はなかったのですが、唯一、そして最大の不満が、ネットワークが1Gbps止まりということ。動画ファイルの保管先としてNASを使ってますが、マルチカムの編集を行うとネットワークが詰まってしまっていたんですね。なのでいちいちローカルにコピーしてから、終わったらNASに上げ直すとかいうめんどくさいことをやってました。
これをなんとかしたい!
で、定期的にSynologyの新機種をチェックしていたところ、ようやくこの725+で標準で2.5Gbpsに対応したようで、だったら新しく乗り換えようかな~ となって購入という流れ。
CPUも新しくなり、メモリもDDR3LからDDR4となって、これでさらに処理もキビキビするであろうというのと、あと定期的に実行したいスクリプトも増えてきたので、それらも一挙に解決できました☆
そしてもう一つ、「最新モデルに乗り換えたい~」と思っていながら躊躇していた理由があって。
それは、Synologyは一時期「今後はSynologyブランドのHDDしか使えないようにDSMにしかけを入れたから!」とアナウンスしてまして、要するにSynologyが提供するHDD(総じて高い)を使ってね、というメッセージ。これが、私のような「安いHDDでいいから」ってユーザーから猛反発を食らっていました。しかしあまりに反発が強かったので、この725+を含む2025年以降に発売されるモデルで、かつDSMを7.3以上にすることでその制約が取り払われるとの公式案内がありました。
私は思いっきり他社HDD利用(東芝製HDD 高信頼 N300シリーズ, さらにその前はBARRACUDA)のため躊躇していたのですが、制約が取り払われてなにより☆ しかしほんとに取り払われたのか?? 万が一なにかの条件が揃わなくて「起動不可」とかなったらどーしよーと恐る恐るではあったのですが、結果的に725+とDSM7.4(現時点での最新バージョン)の組み合わせで問題なく使えています☆
移行もいたってカンタン。このへんを備忘録として共有します。
まず716+II側のDSMはあらかじめ最新まで上げておいてください。私の環境では7.2でした。上でも書きましたが、他社製HDDを使うにはDSM7.3以上にする必要がありますが、移行の過程で7.4になり、問題なく動いています。
こちらが725+。写真ブレブレでスミマセン、撮影後にチェックしなかったら実はボケボケブレブレでした。見た感じは716+IIとあまり変わらず。ほんの少しスリムになりました。
HDDのマウントケースっていうんですかね、あれもちょっとだけ形が変わってるようで、716+IIのものをそのまま725+には取付不可だったので、725+に付いてきたケースに付け直しです。
そして716+IIのスロット1のHDDを、725+のスロット1へ、同様に716+IIのスロット2のHDDも同じくスロット2へ移します。
あとはスイッチオン!!
すると「新しいハードですね、移行しますか?」のような画面が出てきて「はい」をクリック(スクショ取り忘れ)
すると移行の進捗画面が出てきて、
これが完了すると再起動をする旨の画面が出て
再起動が終わったら、なんだかあやしい画面が出てきましたが(笑)
リロードしたらいつものログイン画面が出てきました
ログイン後は、「デバイス分析」という案内が出てきました。これは移行したからなのか、DSMが最新の7.4になったからなのか分かりませんが、「あり」「いいえ、結構です!」どちらか選んでクリック。
次に「2要素認証を有効にしますか?」という案内が出てきました。ので画面の指示にしたがってこれを有効にします。
あとはこれまでのDSMとなんら変わらない使い勝手☆
そして当然ながら動きが超機敏になりました!!
WordPressをはじめ、各種スクリプトの動きが速い! 快適ですね~
1つだけ以前のアプリが動作不可となりました。それはSynology MailとSynology Mail Serverというもの。これらはDSM7.2までのようで、7.4では動作不可、アンインストールせよと案内されています。代わりにSynology MailPlus, Synology MailPlus Serverを入れると良いようです。(名前にPlusが付いた)
ということでこの案内に従ってメール系をアップデートしていきます。
これらも特に難しいことはなく、画面の指示に従って進めると移行の過程で必要な設定もいれてくれて、ファイヤーウォールのプロファイルの「許可」ルールに、必要なポートも追加してくれます。ほぼなにも追加処理を行うことなく、無事移行が完了しました。
もう一つ、今回の移行でうまくいかなくて追加設定を行ったものがあります。それはsyno-letsencryptという、無料のSSL/TLS証明書を発行・更新する「Let’s Encrypt」の処理をバックグラウンドで自動実行しているプログラムにまつわる設定です。
これはsyno-letsencryptというプログラムがLet’s Encryptへ接続して証明書を自動更新してくれるのですが、そのときの名前解決で、ネットワークインタフェース設定でのDNS Server(自宅ルーターを設定してあった)を見に行かず、127.0.0.1として固定で自分自身のDNS Serverを見に行くようです。
で、私の環境ではDNS Serverは動作中だったのですが、ほとんど設定いれてなくて、要するにまともに動作してなかったんですよ。
DNS Serverって、通常は自宅ルーターやGoogleのDNS Server等を見に行きますよね。なのでSynology DNS Serverは起動していたがほぼ使って無くて、でもそれでなにも問題はありませんでした。例えば「解決機能を有効にする」にチェックが入っていませんでした。そのため名前解決に失敗し、SSL証明書の自動更新が行われず、このブログや他で使ってるサイトの証明書期限切れという事象が起こってしまいました。
Synology DNS Serverの「解決機能を有効にする」にチェックを入れることで無事解決☆ DS716+IIとDMS7.2の組み合わせでは問題にならなかったので、おそらくDSM7.3? 7.4?あたりから固定でDNS Serverを見に行くようです。
さて、2.5Gbpsの恩恵は受けられてるのか??
こちらが716+II時代のベンチスクショ
そしてこちらが725+のベンチスクショ
ベンチ種類にもよりますが、概ねどれも2倍前後まで引き上げられています!
これ以上になるとHDD側の読み書きの限界に達してしまっているようで、さらに上げるにはSSDベースのNASに変えたり、M.2キャッシュを入れたりという対応になるので、メモリ系高騰中の最近ではお値段がうんと高くなってしまうので、、、まあこれくらいがいったん限度でしょうか。
これで向こう10年ほどやりすごしたいと思います!